ルチャリブレ馬鹿は今日もプロテインです

ルチャリブレ、プロレスのスペイン語記事を日本語訳して紹介します。

今週は通常営業の水曜日IWRG興行

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 3月15日水曜日アレナ・ナウカルパンで開催されるIWRG興行の全カードが発表。今週はFILL杯等はない模様。メインはパンテラⅠ、フリーランス、エンペラドールアステカ対カラウィ、レランパゴ、デモニオインフェルナルのタッグマッチ。エテルノが登場しないのが気になるところ。セミはチカノ、ブラックドラゴン、カディラックが、ロス・マリアチス・ロコスのイホ・デル・ディアブロ、インポシブレ、ディアブロ・ジュニアと対戦。

アルベルト・エル・パトロンのインパクトレスリングデビューにおいて、観客の反応が薄かった理由

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(記事元:solowrestling.com SEBASTIÁN MARTÍNEZ)

 アルベルト・エル・パトロンが今週、インパクレスリングにデビューした。当日発表であり、アンセムスポーツの代表が自身の公式ツイッターで、収録の数時間前に発表したにも関わらず、アルベルト・エル・パトロンの登場に対して観客の反応が薄かったのである。

 ところが、これは彼の登場が2度撮影されており、テレビ放送されたのはその2度目の撮影のものだったのだ。それでは、なぜ1度目の撮影が使われなかったのかというと、巨大スクリーンに紹介された彼の名前が「アルベルト・デ・パトロン」と間違っていたからだという。

 インパクレスリングは過去にも同じようなミスを起こしているという。

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中邑「レッスルマニアに参加したい」

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(写真:WWE.com 記事元:solowrestling.com GIN MALKAVAR)

 NXTのタイトルを二度獲得したWWE中邑真輔が、The Orlando Sentinel社の記者ジェイ・レディックによるインタビューに答えた。インタビューにおいて中邑は興味のある複数の異なったテーマについて話した。

レッスルマニアへの参加について

「本気でそう願っている。次のレベルに進みたいんだ。もし、レッスルマニアで試合ができるとしたら、信じられないよ。レッスルマニアに行きたい。」

 記者が、それこそがアメリカにやってきた本来の目的なのではと尋ねると、中邑ははっきりと答えた。

「ええ、その通り。地球上で最大のプロレスのショーで戦いたいんだ。」

デビュー戦について

「テイクオーバーダラスでのデビュー戦は特別なものだったよ。サミ・ゼインとのたった一試合で自分の実力を発揮することができたんだ。彼と試合をしたことは一度もなかったけど、すぐに自分の実力を試すことができるってわかったんだ。」

オーランド・パフォーマンスセンターでの若手選手への教育について

「俺はたくさんの経験がある。俺は教育のテーマにおいて経験がないわけではないよ。NXTはベテランと若手の交流に少し興味があるんだ。俺たちは彼らに教えることができるし、彼らは俺たちから学ぶことができる。彼らに教えることは俺にとってもいい刺激になるしね。」

ノー・ウェイ・ホセの中邑についてのコメントについて

「カリスマと実力を兼ね備えた男という点で、それが意味するのは、会社を成長させてくれるということだ。それに彼はよく知っている。もしかしたら、彼は俺たちが知っていること以外のことを忘れてしまっているのかもしれないし、それは決まり文句だけど、本当でもある。」

ストロングスタイルについて

重要なのはリングに感情を持ち込んで、リアルだと思わせることなんだ。人は俺をストロングスタイルの王と呼ぶけど、それこそが動機なんだ。いつも俺は変わるし、試合の度に変わりたいと思うし、いつも何か新しいものを探しているけど、基本は全て同じさ。プロレスは戦いのショーだから、それが、アメリカでも、メキシコでも、ヨーロッパでも、日本でも本質的なところは同じなんだ。観客の数に関わらず、俺はやりたいことやる。全部俺の頭から出てきて、爆発するんだ。」

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ザ・クラッシュがメキシコシティでの興行と、コーディ・ローデスのデビューを発表

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(画像・記事元:solowrestling.com WALTER ROSALES)

 ティファナだけでは物足りない。ザ・クラッシュが現在の活動の中心であるティファナだけではなく、メキシコ全土での興行開催に向けて動き始めた。ザ・クラッシュは4月5日にメキシコシティでの初興行を開催すると公式に発表した。

 発表は同社の有する複数のSNSアカウントによって、開催予定日、複数の参戦選手の名前と共に発表された。現在のところ、開催場所は発表されていない。参戦選手の中には、ペンタ・エル・セロ・ミエド、レイ・ミステリオ・ジュニアの他、コーディ・ローデスの名前も挙がっていた。

 コーディ・ローデスは、WWEを脱退してから、メキシコのリングに登場するのは初めてとなる。コーディの名前はザ・クラッシュの名前を有名にするための、ビッグネームの一つに過ぎない。他には、リコチェット、ザ・ブロークン・ハーディーズ、ジェフ・ジャレット、ブライアン・ケイジ、アルベルト・エル・パトロンの名前も挙がっている。

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AAA25周年創立記念興行結果レポート

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(写真・記事元:THE GLADIATORES)

 トラスカラのアピサコが震えた。レイ・デ・レジェス、そして第25回トリプレマニアに向けた、AAAワールドワイド創立25周年特別興行が、闘牛場ロドルフォ・ロドリゲス・エル・パナに設けられた特設会場で開催された。

 メインに行われたAAAメガ王者タイトル戦は、現王者のテハノ・ジュニアに、挑戦者のドクトル・バグネル・ジュニア、そしてサイコ・クラウンが挑戦する試合だったが、サイコ・クラウンは試合途中まで姿を現わさず、試合はテハノ・ジュニアとドクトル・バグネル・ジュニアのシングルマッチとなった。新たなマネージャーとなったバンピロの指示によって登場したサイコクラウンは試合途中で観客席から血まみれで登場。勿論、試合はテハノ・ジュニアが防衛に成功し、引き続き王座に着くこととなった。

 ファビー・アパッチェはAAAワールドワイドにおいて、既に歴史を築き、父親のエル・アパッチェ、そして姉のマリー・アパッチェと共にAAAトリオ王者となった。急きょ試合に登場することができなくなったアパッチェとマリー・アパッチェにより、一人で登場したファビー・アパッチェだったが、OGTのアベルノ、チェスマン、リッキー・マーヴィンは、リッキー・マーヴィンとファビーのシングルマッチで提案。王者タイトル、もしくはそのキャリアを賭けた試合ということだったが、ファビーはその提案に合意した。

 AAAタッグ王者戦では、ダーク・エスコリアとクエルボが試合に乱入し、ジョー・リデルを襲撃。現王者のアンヘリコとオーストラリアンスイサイドが王座を防衛した。

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ベネノがダニー・カサスをカベジェラマッチで破る!

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(写真・記事元:THE GLADIATORES DIEGO MEJÍA EGUILUZ)

 ルチャリブレに筋書きはない。昨日の敵は今日の友。ベネノ、チカノ、そしてダニー・カサスもかつてはIWRGのリングで強力なタッグを組んでいたが、今日はライバル同士として、伝統的なIWRGのリングで、トリプルスレッドマッチ形式のカベジェラマッチで、激戦を繰り広げた。

 試合は3人の内、1人が負けるまで続けられ、勝者は髪を守り、新たな抗争の火種をライバルに残すことになる。3人はそれを知ったうえで、試合を有利に運ぶために、拷問技、蹴り技、そして激しいプレス技を用いて、ライバルの体力を削る方法を探していた。ところが、試合も終盤になり、ピンフォールやギブアップを狙った攻撃が始まると、試合を続けるためにお互いに妨害合戦が始まった。ダニー・カサスはリング上で最もルードにふるまおうと、ベネノとチカノを血祭りにあげたが、結果は上手くいかず、チカノがベネノからピンフォールを奪い、ダニー・カサスとベネノのが雌雄を決することとなった。

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 時間無制限一本勝負で臨んだベネノとダニー・カサスは、両者が流血しており、徹底的に試合を行わなければならなかった。場外への空中技、トップロープからのダイビングボディプレスやセントーンも試合を決めるには十分ではなかった。途中、ベネノのキャメルクラッチがダニー・カサスからギブアップを奪うかと思われたが、勝負は決まらず、カシータも決め手とはならなかった。ダニー・カサスは戦略を変え、ベネノにパイルドライバーを繰り出そうとしたが、レフェリーのゴリアトが禁止技であるとし妨害。その隙にベネノがダニー・カサスにティヘラスを繰り出し、試合に勝利した。

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今週のCMLL 3/13 ~ 3/19

3月13日月曜日 アレナ・プエブラ(ストリーミング配信あり)

¡ SENSACIONAL REVANCHA !

CARÍSTICO, ATLANTIS Y DRAGON LEE
vs
MEPHISTO, LUCIFERNO Y EPHESTO

¡ EMOCIONANTE SEMIFINAL !

DIAMANTE AZUL, MÁXIMO SEXY® Y TITÁN
vs
PIERROTH, LA MÁSCARA Y RIPPER

EVENTO ESPECIAL

DRONE, ESFINGE Y LESTAT
vs
PUMA, SKÁNDALO Y TIGER

SEGUNDA LUCHA

ESTRELLITA, SANELY Y PRINCESA SUGEHIT
vs
ZEUXIS, TIFFANY Y LA SEDUCTORA

PRIMERA LUCHA

TIGRE ROJO JR., ARKALIS Y ESPIRÍTU MALIGNO
vs
RAZIEL, POLICE MAN Y CANCERBERO

 プエブラのメインはカリスティコ、アトランティス、ドラゴンリーが、ロス・イホス・デル・インフィエルノのメフィストルシフェルノ、エフェストとタッグマッチで対戦。セミでは、3月17日金曜日オメナヘ・ア・ドス・レジェンダス興業メインでのコントラマッチで対決するディアマンテアスルとピエロスが、タッグマッチで激突。2試合目は女子ルチャ。エストレジータ、サネリー、スヘイが、セウシス、ティファニー、セドゥクトーラと対決。

3月14日火曜日 アレナ・メヒコ(ストリーミング配信あり)

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 火曜日アレナ・メヒコ興行の注目試合はセミのメキシコウェルター級タイトル戦。現王者のレイ・コメタに、若手実力派ルードのカベルナリオが挑戦。カベルナリオは2016年6月10日アレナ・メヒコで行われた防衛戦においてレイ・コメタに敗れ王座から陥落している。ところが、2014年、続く2016年に行われたカベジェラマッチにおいては、カベルナリオが2勝中であり、結果の読めない試合になりそうだ。

3月14日火曜日 アレナ・グアダラハラ

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 火曜日アレナ・グアダラハラ興行のメインにはカリスティコとミスティコCMLL2大スターが登場。バリエンテとタッグを組んで、ロス・イホス・デル・インフィエルノと対戦。セミではエチセロが、新世代ダイナマイト兄弟のクアトレロ、フォラステロとタッグを組んで、ティタン、エストゥーカ、ブルーパンテルがタッグマッチで激突。

3月17日金曜日 アレナ・メヒコ

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 オメナヘ・ア・ドス・レジェンダス興業の全カードがついに発表。メインのマスカラ戦では、ディアマンテアスルとピエロスがお互いのマスクを賭けて対戦。ディアマンテアスルにとっては今回の試合が始めてのコントラマッチであり、負けるわけにはいかない試合。対するピエロスは、トロブランコ時代に行われた2回のコントラマッチで敗戦している。恐らくはディアマンテアスルが勝つと思われるが、素晴らしい試合に期待。

 セミはCMLLトリオ王者タイトル戦。現王者のスカイチームこと、ミスティコ、ボラドール・ジュニア、バリエンテに、ロス・イホス・デル・インフィエルノが挑戦。スカイチームは2015年2月13日アレナ・メヒコで行われたタイトル戦で、ゲレロスラグネロスを破って王者の座についた後、計8回の防衛戦に勝利している。

 ミッドカードではRoHのマット・ターバンが緊急来墨し、現王者のウルティモゲレロとのNWAミドル級タイトル戦に挑戦。マット・ターバンはRoHの看板選手であり、実力・人気とも十分。ウルティモゲレロはベルトの他団体流出を防ぐことができるのか?

3月18日土曜日 アレナ・コリセオ

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 金曜日に引き続きマット・ターバンが土曜日コリセオも登場。ボラドール・ジュニア、エストゥーカとタッグを組んで、リッパー、クラネオ、エチセロと対戦。2試合目は女子ルチャ。バケリータ、ハロチータ、エスカディが、コマンダンテ、レイナ・イシス、メタリカと対戦。ミッドカードにはサンソン、クアトレロも登場。

3月19日日曜日 アレナ・メヒコ

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 日曜日アレナ・メヒコのメインはマルコ、マット・ターバン、ボラドール・ジュニア対テリブレ、カベルナリオ、レイ・ブカネロのタッグマッチ。マット・ターバンとカベルナリオの対戦に期待。セミはドラゴンリーとニエブラロハのシングルマッチ。若手実力派テクニコのドラゴンリーと中堅ルードの化学反応やいかに。

3月19日日曜日 アレナ・グアダラハラ

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 メインはバケロ・ジュニア、ネウトロン、マグヌム対レオン・ブランコ、フリーザー、フリアロハのタッグマッチ。セミでははディフント、エスペクトラムがレイ・トゥルエノ、ミステル・トゥルエノと激突。