5月3日水曜日アレナ・ナウカルパンで開催されるIWRG定期興業の全カードが発表。メインは前回のFILL杯のリベンジマッチということで、ビジャノⅣ、ビジャノⅢ・ジュニア、コルティス対ブラックテリー、ディアブロ・ジュニア、デモニオインフェルナルのタッグマッチ。GYM FILLは雪辱を晴らすことができるのか。
セミのタッグマッチでは、ベネノ、ドラゴンフライ、フリーランス組が、カラウィ、トラウマ兄弟組と対決。こちらも迫力のある試合になりそう。
(写真・記事元:solowrestling.com Cristóbal Cea)
ジャック・スワガーが、Main Event Radioのインタビューで、自身のWWEの退団の理由について答えた。
「10年間在籍していた。キャリアについては、俺はとても幸運だった。でも、結局は交渉の末の決定だった。彼らは、俺が思っているほど、俺の価値はないと判断していたんだ。俺は、前に進む必要があるし、別のチャンスを視野に入れる必要があった。新たな始まりのようで、とても楽しみだよ。自分がしてきたことに誇りを持ってるけど、もう俺も家族がいるんだ。間違っていたこともあったし、何かもっと別のやり方があったと思う。今は、自分で自分のキャリアをコントロールできるし、自分で物事を決めることができる。それに、ありとあらゆる場所で仕事をする準備ができているんだ。日本で働くことができたら、最高だね。」
「確証はないんだけど、彼らがしていることは楽しみだね。今はまだ、契約が残っていて、切れるのを待っているんだよ。」
(写真・記事元:solowrestling.com Nacho Jazz Abes)
メキシコ人ルチャドールのブラソ・デ・オロが、28日金曜日未明、心不全により亡くなったと、複数のメディアが伝えた。
ブラソ・デ・オロは、ロス・ビジャノスとの激しい抗争を繰り広げた、ロス・ブラソスの一員として、メキシコで最もよく知られるルチャドールの一人である。CMLL、UWA、NWA、WWAなど、メキシコシティに限らず地方でも活躍し、様々なタイトルを獲得した。また、コントラマッチでは、テハノ、オリオン、ウルトラマンとの激戦を制し、カベジェラ戦でも、ロベルト・パス、シグノなどを破った。
ブラソ・デ・オロこと、ヘスス、アルバラド、ニエベスは、最も尊敬されるメキシコのファミリーの一員だ。レディ・アパッチェと結婚し、間にマスカラをもうけた。父親のシャディート・クルスの子供の5人兄弟の一人である。
El CMLL se une a la pena que embarga a la familia luchística por el sensible fallecimiento del legendario Brazo de Oro. Descanse en Paz. pic.twitter.com/GAHLaxXQIK
— CMLL Lucha Libre (@CMLL_OFICIAL) 2017年4月28日
LUCHA ESTELAR
POR EL CAMPEONATO MUNDIAL HISTÓRICO NWA
DE PESO MEDIO
ÚLTIMO GUERRERO
(CAMPEÓN)
vs
(RETADOR)
CARÍSTICO
¡ BATALLA SEMIFINAL EN RELEVOS INCREÍBLES !
MÍSTICO®, NEGRO CASAS Y MÁXIMO SEXY®
vs
MEPHISTO®, VOLADOR JR.® Y EPHESTO®
EVENTO ESPECIAL
ATLANTIS, EL VALIENTE® Y STUKA
vs
MR. NIEBLA®, LA MÁSCARA Y PIERROTH
TERCERA LUCHA
GUERRERO MAYA, REY COMETA Y REY SAMURAY
vs
MISTERIOSO, SANGRE AZTECA Y POLICE MAN
SEGUNDA LUCHA
PRÍNCIPE DIAMANTE, ARKALÍS Y BLACK TIGER
vs
ARKÁNGEL, NITRO Y TORO BILL JR.
PRIMERA LUCHA
CENTELLA ROJA Y EL HIJO DE CENTELLA ROJA
vs
GUERRERO ESPACIAL Y FUERZA CHICANA
メインはNWAミドル級タイトル戦。現王者のウルティモゲレロに、カリスティコが挑戦。ウルティモゲレロは、4月14日にアトランティスからの挑戦を退け、11回目の防衛に成功したばかり。果たして、強敵カリスティコに防衛成功なるか。セミは、混合タッグマッチ。ミスティコ、ネグロ・カサス、マキシモ組が、メフィスト、ボラドール・ジュニア、エフェスト組と対戦。
メインはアトランティス、レイ・コメタ、バリエンテ組対ペステネグラこと、ニエブラ、カベルナリオ、フェリーノ。セミでは、若手実力派ドラゴンリーが、ニエブラロハとシングルマッチで激突する。ミッドカードは、パンテルファミリーのブルーパンテル、パンテル、ブルーパンテル・ジュニアが、TRTことテリブレ、レイ・ブカネロ、バンジェリスと対戦。
メインにはカリスティコが登場。ミスティコ、マキシモとタッグを組んで、ゲレロスラグネロスのウルティモゲレロ、エウフォリア、グランゲレロと対戦。セミには急先鋒のジョニー・アイドルが、アンヘル・デ・オロ、ティタンとタッグを組んで、ロス・イホス・デル・インフィエルノのメフィスト、ルシフェルノ、エフェストと激突。ミッドカードでは、ミクロエストレージャのミクロマン、ガジートが、ミヘ、サカリアスと対戦。
金曜日メインにはインゴベルナブレスが登場。ルーシュ、マスカラ、ピエロスが、カリスティコ、マルコ、ディアマンテアスルとタッグマッチで激突。セミは、ティタン、ドラゴンリー、エストゥーカ対ゲレロスラグネロスのウルティモゲレロ、エウフォリア、ニエブラロハが対戦。2試合目は女子ルチャ。マルセラ、エストレジータ、スヘイが、ダリス、セウシス、アマポーラと対戦する。
土曜日コリセオのメインは、カリスティコ、ミスティコ、エストゥーカ対ウルティモゲレロ、クラネオ、リッパーのタッグマッチ。ミッドカードは女子ルチャ。サネリー、バケリータ、ハロチータが、レイナ・イシス、セドゥクトーラ、メタリカと対決。ミニエストレージャの試合では、ミクロマン、ガジートが、ミヘ、サカリアスと激突。
メインはカリスティコ、ミスティコ、マルコ対グランゲレロ、エウフォリア、マスカラのタッグマッチ。セミでは、マキシモ、ブルーパンテル、エストゥーカが、ペステネグラのニエブラ、カベルナリオ、ネグロカサスとタッグマッチで激突。ミッドカードにはヴィルスが登場。ラシエル、カンセルベロとタッグを組んで、ドローン、エスフィンヘ、スティグマと対決。
メインはスターブラック、フラッシュⅡ、エクスプロシボ対マレフィコ、ピットブルⅠ、ナウティリウスの試合。セミのタッグマッチでは、マヒコ、ディビノ、コスモス対ディフント、ミステル・アポロ、レランパゴアスルが対戦。
4月30日日曜日アレナ・ナウカルパンで開催されるIWRG定期興業の全カードが発表された。メインは、先週、ブラックテリーがディアブロ・ジュニアと共にトラウマ兄弟を破って、タッグ王者タイトルを防衛した際、トラウマ兄弟とネグロ・ナバロの持つトリオ王者への挑戦を宣言していたが、どうやらそれが実現。ブラックテリーは、新たにドクトルセレブロ、そしてセレブロネグロと、ナバロファミリーのファイトスタイルに近い選手を起用した模様だ。果たして、ブラックテリーは、トリオ王者のベルトを奪うことができるのか。
セミには、ソラルが登場。エンペラドールアステカ、パンテラⅠとタッグを組んで、フランス出身のカラウィ、オフィシアル911、オフィシアル・フィエロと対戦する。ミッドカードでは、ドラゴンフライとエテルノがシングルマッチで激突する。
(写真・記事元:thegladiatores.com Alfonso Lizárraga)
4月26日水曜日第58回FILL杯が、ルチャリブレの聖地アレナ・ナウカルパンで行われた。今回はGYM VILLANOSとGYM FILLが対戦。GYM VILLANOSからは、ブラックランサー、クリマックス・ジュニア、マキナインフェルナル、イホ・デ・ビジャノⅢ、ビジャノⅢ・ジュニア、コルティス、シャオリン、タクレが、リングに登場。GYM FILLからは、アラス・デ・アセロ、アセロ、ディアブロ・ジュニア、アラミス、ブラックドラゴン、デモニオインフェルナル、カノン、シャドウボーイが登場し、GYM VILLANOSを迎え撃った。疑いなく、この大会は、既に形骸化していることはさておき、どちらがより優れたジムなのかをはっきりさせるためのものであり、また、GUERRA DEL GOLFOで見られた、短命に終わったブラックテリーとビジャノⅣの間で起こった新たな抗争が、今回の対戦を実現させたのだった。
両チームの戦いの中で、特に良い試合となったのは、ビジャノⅢ・ジュニアとディアブロ・ジュニアだった。経験の面で見れば、年齢が若いということもあって、ディアブロ・ジュニアが、ビジャノⅢ・ジュニアに優位だった。二人は、お互いの実力を申し分なく発揮し、試合が展開し一人また一人とリングから去っていくと、やはりこの二人がリングに残り、試合の勝敗を決することとなった。
レイ・アルトゥーロの子孫と、ベネスエラの鷲がリング中央で対峙すると、ビジャノⅢ・ジュニアの場外へのプランチャが、ブラックテリーに誤爆。するとブラックテリーがラリアットで報復し、ディアブロ・ジュニアが丸め込んで、ピンフォールを狙った。ところが、その後、ビジャノⅣがリングに上り、両者の体勢を逆転させ、ビジャノⅢ・ジュニアが逆にディアブロ・ジュニアを丸め込む形となって、そのまま、GYM VILLANOSの勝利となった。当然だが、ナウカルパンの会場からブーイングが起こり、試合後、腹を立てたブラックテリーがビジャノⅣに殴りかかる始末となった。
(写真・記事元:thegladiatores.com Alfonso Lizárraga)
IWRGタッグ王者のブラックテリーとディアブロ・ジュニアが、トラウマ兄弟の挑戦に受けて立った。4月23日日曜日アレナ・ナウカルパンで開催された定期興業のメイン、疑いようもなく、ディアブロ・ジュニアは、トラウマ兄弟の繰り出す関節技の、良い実験材料となってしまった。1本目では、父であるネグロ・ナバロから教わったジャベで、トラウマⅠはディアブロ・ジュニアからギブアップを奪ったが、2本目になるとディアブロ・ジュニアが、強烈な腕へのティランテスで、トラウマⅡからギブアップを奪い、ブラックテリーは、トラウマⅠをバッククラッカーでマットに沈め、試合は3本目へもつれ込んだ。
3本目ではトラウマ兄弟がいつもの調子を取り戻したが、ブラックテリーの経験が、それを上回った。ディアブロ・ジュニアのプランチャから、両腕へのティランテスと、足を使ったフェイスロックの複合技で、トラウマⅡからギブアップを奪うと、即座にトラウマⅠがディアブロ・ジュニアから複数の関節技でギブアップを奪い、リングに残ったのはブラックテリーとトラウマⅠとなった。お互いに死力を尽くした試合となったが、最後はブラックテリーがトラウマⅠからピンフォールを奪い、タイトル防衛となった。
試合後、ブラックテリーは、ネグロ・ナバロ、そしてトラウマ兄弟の持つトリオ王者への挑戦を表明したが、ブラックテリー、ディアブロ・ジュニア、そして、誰が第三のメンバーとなるのかは明かされなかった。