ルチャリブレ馬鹿は今日もプロテインです

ルチャリブレ、プロレスのスペイン語記事を日本語訳して紹介します。

KUSHIDAがWWEと契約!?

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(写真元:Defiant Wrestling 記事元:solowrestling.com SEBASTIÁN MARTÍNEZ)

 Wrestling Observerのデイブ・メルツァー氏が、WWEと契約の可能性があるプロレスラーの名前を複数挙げた。

レイチェル・エラリング

 インディーで活躍するプロレスラーであり、殿堂入りを果たしているポール・エラリングの娘。Impact WrestlingやNXTに登場したこともある。レイチェル・エバーズの名前でメイヤングクラシックにも出場した。同大会には二度出場しているが、一回目はアビー・レイスに、二回目は松本浩代にそれぞれ敗れている。

カレンQ

 第二回メイヤングクラシックに登場したが、シア・リーに敗北。ROHやRISE Wrestlingに登場したこともある。

KUSHIDA

 言わずと知れた新日のスター選手の1人。10月8日のKing of Pro-Wrestling大会でマーティ・スカルを破り、現IWGPジュニアヘビー級王者である。新日のみならず、世界の団体で数々のタイトルを獲得し、ROHのテレビ放送大会でも優勝。マーシャルアーツの達人でもあり、無敗を誇っている。

 この3名の中で最も注目すべきなのはKUSHIDAである。2019年1月4日に開催されるWrestle Kingdom 13では石森太二相手に防衛戦を行う。新日との契約は2019年1月末までであり、WWEとの契約が行われるのも同じ時期ではないかと見られ、契約を結んだ場合、まずはNXTに姿を現わすとみられる。

今週末のIWRG

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 12月9日日曜日アレナ・ナウカルパンで開催されるIWRG定期興業の全カードが発表。メインイベントでは、ビジャノⅤジュニア、ロカンボレジュニア、アラミスが、シン・ボディ、ドラゴン・ベイン、ウルティモグラディアドールと対戦。アラミスとドラゴン・ベインのライバル関係が気になるところ。

 セミのタッグマッチでは、インポシブレ、ブラックテリー、ムルシエラゴプラテアドが、エテルノ、ルナティック・エクストリーム、デモニオインフェルナルと対戦する。その他、ミッドカードではトスカノ、アリアド・デ・ディオス組とカポ・デル・スル、ファンタスマ・デ・ラ・オペラ組が激突する他、レランパゴ、カラウィ、ヒップホップマン、モスカも登場。

 

メキシコシティ文化遺産登録記念プレートの除幕式が行われる

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(写真元:Tania Victoria 記事元:solowrestling.com ALBERTO TÉLLEZ)

 11月30日金曜日、ルチャリブレが去る6月に、メキシコシティ文化遺産に登録されたことを受け、その記念プレートの除幕式が行われた。式典が行われたアレナ・メヒコには、ルチャリブレに造詣の深い関係者や政府要人が顔を見せ、ラジョ・デ・ハリスコジュニア、ブルーパンテル、マスカラアニョ2000、アトランティス、また、ルチャリブレ協会の代表を務めるファンタスマも姿を現した。

 ファンタスマは「85年の歴史を再認識したいと思います。今は天国にいるルチャリブレの父であるサルバドール・ルテロス・ゴンサレスも聞いていることでしょう。彼の偉業を称えるものの一つです。」とコメントした。

 ルチャリブレはメキシコの重要な伝統的スポーツであり、アレナ・メヒコを本拠地とするCMLLは現存する最古のルチャリブレ団体である。

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トスカノがマスカラアニョ2000を強襲!

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(写真・記事元:thegladiatores.com Alfonso Lizárraga)

 12月2日日曜日、メキシコ州におけるルチャリブレ開始56周年を記念する特別興行が、IWRGの本拠地であるアレナ・ナウカルパンで開催された。そのメインイベントでは、先週末、ロス・カポスに敗れタッグ王者の座を奪われたビジャノⅤジュニアとロカンボレジュニアが、ビジャノⅣをタッグを組みチームを補強。対するロス・カポスもマスカラアニョ2000ジュニアとトリオを組んで、再激突した。

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 試合開始早々、路上のケンカのような勢いでビジャノファミリーが、ロス・カポスに3対1のリンチ攻撃を開始。即座にマスクは破壊され、額からの血が顔を滴り落ちる。試合はそのままの勢いでビジャノファミリーが優勢かと思われたが、カポスも反撃を開始。ロカンボレのマスクを破壊し流血させる。

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 しかし、ここで更衣室からトスカノがリングに乱入。ビジャノファミリーが苦戦していたマスカラアニョ2000ジュニアを強襲すると、トスカノはそのままお構いなしに強烈なイス攻撃をマスカラにお見舞いし、ノックアウト。血があふれ出すマスカラを前に、トスカノは、テハノとのトリオを裏切ったことに対する復讐を始めると宣告した。

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「Young BucksとコーディはいつまでもROHにいない」

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(画像・記事元:superluchas.com Daniel Mora Guerrero)

 億万長者のシャヒド・カーンの息子であるトニー・カーンが、WWEの牙城を崩そうと動き出した。

 伝えるところによると、Young Bucksとコーディ・ローデスを含む、The Eliteのメンバーが、トニー・カーン氏の運営するAll Elite Wrestlingの大黒柱として参戦するという。

 最近行われたWrestling Incのインタビューによると、ROHのマネージャーであるジョー・コフ氏は、Young Bucksとコーディ・ローデスの将来について以下のようにコメントしている。

「いつまでもうちにはいないだろうし、それは新しいニュースでもないでしょう。彼らには間違いなく彼らの考えがあります。コーディ、Young Bucks、そして、アダム・ペイジROHのために良い働きをしてもらい、とても感謝しています。」

「私たちの素晴らしい1年には不可欠の要素でした。彼らはいつまでもROHの一員ですし、こうして新たな道に旅立っていくのを見るのは、私も嬉しいことです。何故なら、彼らにとってもそれは、人生の新たな第一歩となるからです。」

彼らは素晴らしい稼ぎ頭です。長年、彼らのためには、彼らの能力の高さを、世界中の観客に見せるために、唯一のステージを提供してきました。」

ROHから去り活躍する選手だけではなく、ROHにとどまり、ROHを代表するということを理解してくれている選手達も、我々は大変誇りに思っております。」

 重要な選手らとの再契約ができなかったROHにとって、2019年が非常に厳しいスタートを迎えることは明らかだが、マジソン・スクエア・ガーデンで開催されるG1 Supercardのチケットは既に売れ切れとなっている。

LUCHA LIBRE BOOM活動4周年記念!レジェンドたちが集結!

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 12月1日土曜日アレナ・ロペス・マテオスで開催されるインディープロモーターLUCHA LIBRE BOOMによる活動4周年記念興行の全カードが発表。CMLLの協賛もあり、メインイベントのタッグマッチにはアトランティスが登場。ラジョ・デ・ハリスコジュニア、マスカラサグラダとタッグを組んで、カネック、ビジャノⅣ、ファンタスマと対戦する。

 セミではWWEトリオ王者タイトルを賭けて、スペルムニェコ、スペルピノキオ、ティブロンが、ファンタスマ・デ・ラ・オペラ、セレブロネグロ、カルタブラバと激突。

 他にはルチャリブレマスターの対決と題し、ソラルが当日発表選手とシングルマッチで対戦。また、ミッドカードには金網コントラマッチも開催されるなど、特別興行に相応しい華やかな対戦カードが盛りだくさんだ。

 

新日、さらなるヨーロッパ進出を計画か

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(画像元:NJPW.co.jp 記事元:solowrestling.com GIN MALKAVAR)

 海外進出の計画を続ける新日本プロレスは、ここ数か月間にアメリカのAXS TVとの関係を強化する、新たな合意に至り、また、カナダ、インド、韓国などでもテレビ放送を開始。しかしながら、現在、新日のターゲットとなっているのはヨーロッパだという。

 Wrestling Observer最新回によると、新日はヨーロッパ圏での長期間に渡る放送圏拡大を狙っているという。まず、最初の第一歩として、新日はヨーロッパの主要国での放送権獲得を目標としているという。

 既に新日はフランスでの番組放送開始が決定し、続いて、イタリア、イギリス、ベルギーでの放送開始が予定されている。フランスのJ-Oneチャンネルのコメンテーターであるアライン・ミストランジェロ氏によれば、新日はこれらの国々で6か月間の放送権を獲得し、全てが上手くいけば1年間へ延長されるだろうとのことだ。

 したがって、現在、新日は日本ブームが巻き起こっているフランスのような国へ歩み寄りを始めている。既に韓国、インド、カナダで放送されている新日の番組は、The Fight Networkを通してであり、AXS TVで放送されたもののダイジェスト版となっている。勿論、吹替、または字幕付きで放送されている。

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