ルチャリブレ馬鹿は今日もプロテインです

ルチャリブレ、プロレスのスペイン語記事を日本語訳して紹介します。

【訃報】パルカが54歳で逝去

f:id:naoki909:20200113015316j:plain

(写真元:periodicocorreo.com.mx 記事元:solowrestling.mundodeportivo.com ROMINA LUGO)

 AAA所属の伝説のメキシコ人ルチャドールラ・パルカことヘスス・アルフォンソ・エスコボサ・ウエルタ氏が1月10日に発症した腎不全で亡くなった。人工呼吸器が付けられたが、肺と腎臓が機能しなかったという。パルカは2019年10月、モンテレイで開催されたKaoz Lucha LibreのArena Coliseum創立64周年記念興行で首と頸椎を骨折し、その治療中であった。

 ルーシュ、マーダークラウン、L.A.Parkとの試合中、ルーシュに対してトペスイシーダを繰り出したが、両足がロープに引っかかってしまい、ルーシュまで届かずそのままセメントの床に頭部を激しくぶつけ失神した。応急処置の後、病院に搬送された。

 首の負傷という心配から、パルカは両足の感覚がなかったが、外科手術によって無事に回復し、昨年12月末には退院していた。また、所属団体のAAAは治療費の全額を負担したという。

 同選手は1966年1月4日ソノーラ州はエルモシジョに生を受けた。カリス・ラ・モミア、マリグノ、クラテル、ベジョス・セクシーとリングネームを変えながら活躍し、AAAを代表するラ・パルカとして、同団体で20年以上に渡り活躍した。トリプレマニア杯、アントニオ・ペニャ杯で優勝した他、シベルネティコ、ヒガンテドラコ、ハルコンドラドジュニア、ムエルテシベルネティカとのマスカラ戦に勝利、また、Rey de Reyesでは5回という最多優勝回数を記録している。

https://solowrestling.mundodeportivo.com/new/86643-fallece-la-parka-a-los-56-anos

エッジがRoyal Rumble 2020で現役復帰か

f:id:naoki909:20200112045532j:plain

(写真元:WWE.com 記事元:solowrestling.mundodeportivo.com SONIA ARROYUELO)

 WWE殿堂入りを果たしたエッジが、リングに復帰するという噂は止まることを知らない。今回お伝えするのは専門サイトWrestlezoneが、エッジの近しい関係者から得たという情報だ。それによれば、エッジのWWE復帰はほとんどの人が思っているより近いうちに行われるという。

 エッジは、1月26日テキサス州ヒューストンのミニット・メイド・パークで開催されるPPVイベント『Royal Rumble』の出場者の一人であるという。彼が単に姿を現すだけなのか、それともR規制のスーパースターとしてリングに再び上るのかの詳細は不明のままだが、エッジが『Royal Rumble』に出場するのは既に決定している事実であり、リングに選手として戻ってくるのだという。

 エッジがWWEとの仕事に関連するテーマのためにピッツバーグを訪れた、とPWInsider.comが伝えた後、決してリングに復帰することはないと断言していたエッジが、SNSを通じて『今はまだ』復帰はしないと強調した。その後、同メディアはエッジがWWEとの新たな契約にサインしたと報道し、その新たな契約というのは、他の引退したレジェンドのようにプロモーション活動のためだけの契約ではなかったとの情報から、リング復帰がさらに近づいているようであった。現在のところ、WWEはHall Of FameとAlumniにおける検索対象からエッジを除外していることか、何らかの変更があるものと思われる。

 エッジは2011年に頚部狭窄症が原因で現役を引退したが、その後も、SummerSlamでエリアスにスピアーを繰り出したりするなど、散発的に体を張った登場を果たしている。SummerSlamの後でポッドキャスト『Pod Of Awesomeness』に出演したエッジは、明日にでも戦えるほどの身体的コンディションではあるが、最終的にゴーサインを出すのはWWEの医療チームであるとコメントした。

https://solowrestling.mundodeportivo.com/new/86623-nuevos-datos-sobre-el-posible-regreso-de-edge-al-ring

ベッキー・リンチが年俸100万ドルでWWEと契約

f:id:naoki909:20200111130907j:plain

(写真元:WWE.com 記事元:solowrestling.mundodeportivo.com SEBASTIÁN MARTÍNEZ)

 Wrestling Observerのデイブ・メルツァー記者は、ベッキー・リンチが年俸100万ドルでWWEとの契約にサインしたとの最新情報を伝えた。複数年契約かどうかは不明であり、合意に達したのは2019年のことだが、WWEの傾向としては5年契約の可能性が伺える。

 今回の契約更新前、ベッキー・リンチの年俸は25万ドルであったことが2019年10月中旬に公開された。大幅な年俸アップではあるが、女子レスラーの中で最も高い年俸額ではない。ロンダ・ラウジーが活動していた時期、彼女の年俸は150万ドルであり、続いてシャーロット・フレアが55万ドル、The Bella Twinsが一人35万ドルである。

 また、ペイジ、ミズ、New Day(エグゼビア・ウッズ、コフィ・キングストン、ビッグE)、Street Profit(モンテス・フォード、アンジェロ・ドーキンス)、ダナ・ブルックもWWEとの長期契約にサインしたとされている。

 ベッキー・リンチはRoyal Rumble 2020にて、アスカとのRaw女子王座防衛戦に臨む予定である。昨年のRoyal Rumbleではアスカが試合に勝利しSmackDown女子王座タイトルの防衛に成功している。ベッキー・リンチは同大会のReal Battleに勝利しWrestleManiaにてタイトルに挑戦する権利を得た。

https://solowrestling.mundodeportivo.com/new/86612-becky-lynch-firma-un-contrato-de-1-millon-de-dolares-al-ano

エッジがWWE復帰か

f:id:naoki909:20200110114234j:plain

(写真元:wwe.com 記事元:solowrestling.mundodeportivo.com SEBASTIÁN MARTÍNEZ)

 PWInsiderのマイク・ジョンソン記者が関係者から聞いた話によると、エッジWWEのリングに再び姿を現す可能性があるという。というのも、エッジは1試合、もしくは数試合を行うためにWWEとの契約にサインしたと数週間前に報道されたが、その契約というのはその他の伝説たちが結んでいる契約のように、リングには上らないがWWEの象徴として、そのイメージを使い続けるという契約ではなかったという。つまり、エッジのリング復帰は決定的であるというわけだ。

 「エッジが新たな契約にサインしたと我々は聞きました。」とPWInsider Eliteで明かしたのはマイク・ジョンソン記者だ。「経営の面から見ても、エッジとの契約にはとても良い面がある、と聞きました。姿を現してプロモーションを行うだけの、伝説的な選手らが結んでいる契約であるとは考えない方がいいでしょう。この収録に際し、リングに復帰に関してはペイジよりもエッジの方が可能性があると考えています。」

 マイク・ジョンソン記者はペイジを引き合いに出したが、というのも、最近になって元女王であるペイジがリングに復帰するという噂が流れているからだ。ペイジはSNSを通じて2020年は自身にとって素晴らしい年になるであろうとし、複数のメディアがリング復帰を予想したが、どうやらそうではない。

 ここ数日、理由は不明だがエッジがWWEのバックステージに姿を現しており、Royal Rumbleにてリングに復帰するのではないかと期待されていることに関しては注目しておかなければならない。

https://solowrestling.mundodeportivo.com/new/86540-edge-habria-firmado-un-nuevo-acuerdo-con-wwe-para-volver-a-luchar

里歩がAEW世界女子王座タイトル防衛に成功

f:id:naoki909:20200108170801j:plain

(画像元:AEW 記事元:solowrestling.mundodeportivo.com NICOLAS LAFFERRIERE)

 TNT Dramaで放送されたAEW Dynamite Anniversaryにて、AEW世界女子王座タイトルの防衛に臨んだ里歩が、挑戦者のクリス・スタッドランダーを破り、タイトル防衛に成功した。里歩はスタッドランダーを相手に先週に引き続き勝利したことになる。

 試合が行われたのは大会の2試合目だった。試合は通常に行われていたが、ブランディ・ローデス率いるNightmare Collectiveが介入。里歩とスタッドランダーはNightmare Collectiveをリングから追い出し試合を続行。里歩は素早いロールアップで3カウントを奪いピンフォール勝ちを収めた。

 2019年10月2日、ナイラ・ローズとの試合に勝利し、AEW世界女子王座の初代チャンピオンとなってから、今回の防衛戦成功により、タイトル保有日数を98日に伸ばした。

 当初、この防衛戦は1月1日のHomecoming大会で行われる予定であったが、理由は明かされていないものの、選手個人の複雑な事情により都合がつかず延期となった。その代わりに里歩は否応なしに、ナイラ・ローズ、ブリット・ベイカー、志田光とのフェイタルフォーウェイマッチにてタイトル防衛戦を行わざるを得なくなったが、ベイカーへのボディプレスからのロールアップで試合に勝利した。

https://solowrestling.mundodeportivo.com/new/86521-riho-retiene-campeonato-mundial-mujeres-aew-dynamite-anniversary

IWRGで日本人ルチャドールがデビュー戦

f:id:naoki909:20200108113654j:plain

 1月12日日曜日アレナ・ナウカルパンで開催されるIWRG定期興業の全カードが発表。メインイベントではDRAGON GATE所属の日本人ルチャドールであるSHUN SKYWALKERが登場。デモニオインフェルナル、カポ・デル・ノルテとタッグを組んで、イホ・デル・ピラタモルガン、フエルサゲレラNG、レランパゴ組と対戦。デビュー戦を勝利で飾ることができるのかに注目だ。

 セミのタッグマッチではアラス・デ・オロ、プラタ組とフライスター、ルナティック・エクストリーム組が対戦。華麗な空中技を得意とする選手らによる試合ということで、大技連発の迫力ある一戦になることは間違いなし。また、ミッドカードのタッグマッチではオカマチームのパシオンクリスタル、ディーバ・サルバヘ、ジェシー・ベントゥラ組が、シル・カー、ラ・シャータ、エイブ・レックス組と対戦。他にも、ブラックドラゴン、アビスマン、フルゴルⅠ、デスメタル、ヒップホップマン、モスカ、プーマ・デ・オロなどのお馴染みの選手らも多数登場。

フエルサゲレラNGが二冠王者デモニオインフェルナルに挑戦へ

f:id:naoki909:20200105085734j:plain

(写真・記事元:thegladiatores.com Alfonso Lizárraga)

 2020年最初の日曜日となった1月5日に開催されたIWRG興行は、単に子供たちの三賢人の日を祝うためだけではなく、ベルトを2本所持するデモニオインフェルナルと、フエルサゲレラ・ニュージェネレーションの間に生まれたかもしれないライバル関係を目撃するためでもあった。

f:id:naoki909:20200105085403j:plain

 メインイベントではプーマキング、フエルサゲレラNG、セプティモドラゴン組が、ドラゴンベイン、イホ・デ・カニスルプス、デモニオインフェルナル組と対峙したが、疑いなく殴り屋の二人とデモニオが派手かつ効果的な技で試合の大部分を支配した。しかし、プーマ、フエルサゲレラ、そしてセプティモも手を取り合い、複数人で相手一人に集中攻撃を加える作戦で反撃。

f:id:naoki909:20200105085354j:plain

 両タッグによる一進一退の攻防が数分間続いた後、試合終盤になると強力な技の連発が始まった。カニスがセプティモにムーンサルトプレスを決めると、その間にベインのトペコンヒロが、場外のプーマにさく裂。リングに残ったデモニオとフエルサゲレラの一騎打ちとなり、デモニオは2度もピンフォールを奪う機会があったものの返され、今度はフエルサゲレラがスプラッシュマウンテンでデモニオからピンフォール奪い、チームを勝利に導いた。その後、フエルサゲレラは、改めて彼が返納したミドル級タイトルを取り戻すために、数日前に新王者となったデモニオに挑戦することを宣言した。

http://www.thegladiatores.com/fuerza-guerrera-nueva-generacion-en-busca-de-el-demonio-infernal/