米医学誌がサプリメントは効果がないと発表した件について

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 はてなブックマークで話題になっていた記事を読んだ。

「サプリメントは効果なし」米医学誌がバッサリ

 僕は最初この記事を読んだ時に、サプリメントを飲んでもビタミンやミネラルを吸収できないのかと勘違いしてしまった。

 この記事に書いてあることはそういったビタミンやミネラルを摂取しても病気には効能がありませんでした、だから普段から病気になりにくい生活を心がけましょう、ということを言っているのであって、サプリメントを摂取する目的に注意喚起をしているだけなのではないだろうか?

論文を発表したのは米ジョンズ・ホプキンス大の教授ら。新たに発表された3つの研究結果をまとめたもので、心臓血管疾患やガン、認知症や言語記憶、心筋梗塞、いずれに対してもビタミンやミネラルなどのサプリメントは効果がなかったとし、過去の研究から、ベータカロチンが肺がんリスクを高める可能性や、ビタミンEや高容量のビタミンAの摂取が死亡率を高める可能性などが明らかになっているため、安易な摂取は避けるべきとしています。唯一ビタミンDに関してはさらなる調査が必要としていますが、サプリメントの健康効果に関する議論は終わったと結論付けています。

 病気が発症したらビタミンやミネラルを摂取しても意味ないよ、と教授らはコメントしている。サプリメントを通しての摂取自体は特に否定しているわけではないようだ。

論文の著者らは、効果が証明できないにもかかわらず、現在アメリカ国民の半数が何らかのサプリメントを摂取し、健康食品業界の売上は伸び続け、2010年には280億ドル(約2兆9千億円)に上っていると懸念しています。

  社会保険がないアメリカならではの問題なのかと思ったが、記事を読むとそうでもないらしい。

消費者庁によると、日本も健康食品業界の売上が1兆7千億円に上っており、単純計算すれば一人当たりの消費額はアメリカより多いことになりますから、他人事ではないでしょう。 

  日本にもかなりの数の健康オタクがいると思われる。だからこそここまで大きくなったサプリメント業界に、この米医学誌の発表は一石を投じることとなるのだろうか?