ルチャリブレ馬鹿は今日もプロテインです

ルチャリブレ、プロレスのスペイン語記事を日本語訳して紹介します。

ルチャ・レポート/2014年4月13日アレナ・コリセオ

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 日曜日の楽しみ、それはルチャ・リブレ!!!誰がなんと言おうとこれを見なければ月曜日を始めることは不可能であります。ということで先週末もアレナ・コリセオに行ってきましたよ。僕のルチャ・レポートを以前から読んでくれている人はお分かりかと思いますが、なんといっても僕は女子ルチャが大好きでありまして、今回もほぼそれが目当てで足を運んだわけでありますが、文字通り衝撃の結果が待っておりました。

 それではルチャ・レポートをどうぞ!

1RA LUCHA

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 第一試合はミニの試合。テクニコはドラゴンシートとファンタジー、ルードはペケニョ・ウォリアーとペケニョ・ビオレンシアという組み合わせ。最後はペケニョ・ビオレンシアがヌド・ラグネロ*1をドラゴンシートに決めてルードが勝利。複雑な技の割には地味な関節技なので、観客からはブーイングの嵐でした。負けが決まったようなものとはいえ、ファンタジーが場外から戻ってこないでリングアウト負けをしたところも悪かった*2ような気がします。

2DA LUCHA

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 2試合目のテクニコはスターマン、オンブレ・バラ・ジュニアとスター・ジュニアが登場。このスター・ジュニアという選手はIWRG出身の若手なんですが、デビューしたのが2012年で、すぐにテクニコのスター選手としてリングに上がるようになったとか。動きは悪くなかったですし、もう少し体を大きくすればCMLLでももっと後ろの試合に出られるようになる*3と思うんですけどね。

 ルードはアルカンヘル、ニトロ、サングレ・アステカという面々で、そこそこ良い試合になる・・・と予測していたのですが、ミスが続発。気がつけば見所はセコンドのイシスの衣装*4くらいでした。

3RA LUCHA FEMENINA

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 厳しい練習の末、ついにレディ・アフロディータが覚醒!

 

・・・しませんでしたぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!

 それどころかシルエタもいまいち。たぶんあれは衣装が悪かった*5と思います。あんな衣装じゃ集中できないでしょうに。ルーダはプリンセサ・スヘイ、プリンセサ・ブランカ、セドゥクトーラだったわけですが、試合後のセドゥクトーラが「良いテクニカもいたけど悪いテクニカもいた。」とカメラに向かって話したときは会場が一気に盛り上がりましたねぇ。勿論、その悪いテクニカっていうのはアフロディータとシルエタのことですが。

 試合は勿論ルーダが勝利です。というかあれで勝てなかったからルーダスが可哀相なくらいの試合でした。次回のルチャに期待!

4TA LUCHA MATCH RELAMPAGO

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 デルタとタイガーの10分間制限シングルマッチ。正直、個人的には全く期待していなかったカードだったんですが、前の3試合がそれほど良くなかったせいか、相対的に良い試合となりました。デルタのトペ・スイシーダが開始早々繰り出すなど、なかなか白熱した試合になりましたが、最後はタイガーがスーパーキックからのバックスタバーを決めてピンフォールを奪い勝利。

5TA LUCHA

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 5試合目にはスーパースター達が満を持して登場。テクニコはマスカラ、ディアマンテ・アスル、ティタン。ルードはピエロス、ウルティモ・ゲレーロ、エウフォリアという早々たる面子が揃いました。

 ピエロスはプエルト・リコ*6出身で、そのマイクパフォーマンスからも嫌われ者になっていますが、観客もそれだけ盛り上がるのでルードとしてのポジションは確立しているかなという感じです。試合開始時はティタンと争っているように見えたのですが、気がついてみればディアマンテ・アスル*7との間に抗争が起きそうな予感。二人とも体格が良いので、ティタンよりも迫力のある試合が見れそうな気がします。試合はマスカラがウルティモ・ゲレーロにカンパナを決めて、テクニコが勝利しました。

LUCHA FINAL

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 開始早々からマキシモを攻撃するルード。なかなか反撃のチャンスを見出せず苦戦するテクニコと、開始早々から面白そうな展開に。エスコルピオンのパワーボムマキシモに炸裂して、1ラウンドはルードに軍配が上がるかと思いきや、そのまま勢いを利用してマキシモがエスコルピオンからピンフォールを奪いました。ポルボラとドラゴン・ロホは勿論そんなことに気がつかずロープに上って勝利をアピール*8していましたので、1ラウンド目はテクニコが逆転勝利。

 2ラウンド目はエスコルピオンがしっかりとパワーボムマキシモに決めてピンフォールを奪いましたが、3ラウンド目はバリエンテのトペ・スイシダやマルコの場外へのフライングラリアット、マキシモのヒップアタック等が次々に決まり、テクニコが勝利。

 試合後のパフォーマンスでマキシモがエスコルピオンに髪を賭けた賭け試合を再び要求。どうせ断るだろ・・・と思っていたらエスコルピオンが受諾!!マキシモはその場での試合を要求しましたが、エスコルピオンはヒューストンへ飛ばなくてはならないというこで、その場での試合は拒否。ファンからは野次が飛びまくっていましたが、これでまた注目の一戦が決まりました。

 そして、なんと来週末と再来週末はアレナ・コリセオではなくてアレナ・メヒコでの試合になるとのこと。アレナ・メヒコは家から近いんですが、コリセオに比べるといかんせんリングが遠いんですよねぇ。注目のカードがいくつかあるんですが、ちょっと微妙だなぁ。

*1:関節技。日本語で何と言うのかわからないので、実際に見て頂けるとプロレスファンの方ならお分かりになるかと。http://www.youtube.com/watch?v=EdbqA76v2-4

*2:わざわざ負けるためにリングに戻ってダメージを受けるよりは、そのままリングアウト負けしたほうがいいんじゃないか、と思う人はたぶんルチャとかプロレスが好きになれない人だと思う。僕はルチャ・プロレスを一般的な格闘技としては捉えていない。

*3:IWRGのルチャがどのくらいのレベルなのかよくわからないので何とも言えないが、CMLLやAAAを解雇になったレスラーが行き着く先というイメージが強いので、やはりその程度のルチャなのかな、と思ってしまう。

*4:お尻が半分出てるようなパンツを着用。男性の観客歓喜。イシスはCMLLのリングには上らないが、他の団体ではしっかりルチャをしているようである。

*5:可愛いんだけどスカートタイプの衣装はやはり良くないと思う。試合中にめくれると女性としては気になって仕方ないと思うんだが。

*6:日本語だとプエルトリコとつなげて表記されることが多いが、正しくはプエルト・リコ。意味はスペイン語で豊かな港。

*7:会場の外でディアマンテ・アスルを間近で見る機会があったんだけど、体の大きさが桁違い。まず腕の太さが僕の太ももくらいあるんじゃないかという感じ。胸板も滅茶苦茶厚いし、広背筋も大きくて後姿がカッコよかった。

*8:よくあるパフォーマンスだけどやっぱり面白い。ルチャドール達って下手な役者より演技上手いんじゃないかと思う。