報告が少し遅くなりましたが、先週土曜日はアレナ・コリセオに足を運びまして、新プローモーターELITEのアレナ・コリセオ興行を観戦してきました。チケットがかなり高騰したみたいなんですが、運よく400ペソで2列目の席を購入することができましたので、写真と共に試合をざっと振り返ってみたいと思います。
2列目なのでリングがとても近いです。選手達がリング上で何を言っているのかまでわかるのが最前列席のいいところです。
1試合目は見た事も聞いた事もない選手の試合でした。カードにもなかった上、一本勝負という試合形式だったので時間調整のための試合だったのかもしれません。試合自体は可もなく不可もなくといった感じ。
リーグには参戦していないアンヘル・デ・オロは3試合目に登場。ぶっちゃけこの3試合目がこの日の試合で一番良かったというのは内緒ですよ。メンバーをチェックしてみればCMLL対IWRGという幻の試合でした。
セミファイナルにはエクストリーム・タイガーが登場。でもアトランティスとL.A.Parkの対決が激しすぎて、エクストリーム・タイガーは埋もれてしまっていましたね。もったいないですよ。
貫禄たっぷりのL.A.Parkさん。まだまだ完全ではないとはいえ、アトランティス相手に凶器攻撃までできるのはさすがといったところ。熱い試合の最中でもコメディさを忘れないところは年季を感じさせますね。
従兄弟にあたるボラドール・ジュニアはマスクをかぶって登場。元ルードなだけあってL.A.Parkさんとのコンビはなかなかのものでした。
ファイナルはドクター・ワグナー・ジュニアが登場。割れんばかりの大歓声!
そんなワグナーを呆れた様子で佇むソンブラ。彼がワグナーのような選手になるのも時間の問題であると個人的には思っています。
ワグナーは歓声はすごかったんですが、試合は正直なところイマイチでしたね。ソンブラはワグナーに協力しようというつもりはなかったようで、会場を盛り上げていたのは専らウルティモ・ゲレーロでした。
ルーシュは骨折で欠場し、その代わりにマスカラが登場。スンビはブラジルでの試合があるため帰国し、その代わりにオリエンタルという選手が登場しました。試合はエルナンデスが大活躍。
さて、興行全体はどうだったのかというと、400ペソというチケット代なんてどうでもよくなるほどいい興行でした。ただ、個人的な感想をいうと活躍していないスーパースター達がいて、そこは残念だったかなぁ、と。スーパースターを集めればいい試合になると考えるのは当然なんですが、全員に見せ場があるとは限らない・・・これもまたルチャ・リブレなのかもしれません。