(写真・記事元:THE GLADIATORES)
FILL杯を賭けたFILLとGYM INFIERNOから始まった激しいライバル関係は、ルードとしての経験豊富なフダスが、ブラックテリーから勝利をもぎ取ってきたが、8月17日水曜日アレナ・ナウカルパンにて、遂に二人のベテランが、カベジェラという、誇り以上の物を賭けて、リング上で対峙した。二人のカベジェラ戦は我々が期待した通りの激しくタフな関節技の応酬となった。
1本目はフダスが複数の関節技で追い込んだブラックテリーからピンフォール勝ち。レフェリーはフダスがトップロープに体重をかけて、ブラックテリーが3カウントから逃げられないようにしていたのを気づかず。
2本目も1本目と同じく、関節技の応酬となったが、ブラックテリーがパワーボムを決め、1本目のフダスのようにトップロープに足をかけ、全体重を使ってフダスからピンフォールを奪取。試合は3本目にもつれ込む。
3本目はイス攻撃や関節技が観客席で繰り広げられ、ピンフォールのカウントが何度も行われたが、すべてが2止まり。観客の興奮も最高潮に達した時、ブラックテリーのドラゴンスリーパーがフダスを完全に捕らえ、ギブアップ。ブラックテリーが勝利した。