(写真・記事元:thegladiatores.com Alfonso Lizárraga)
12月3日に開催されたメキシコ州ルチャリブレ55周年記念興行の試合にて、マスカラ戦が決定したラジャンとブラックドラゴンが、メキシコ州トリオ王者を賭けて試合を行った。
試合は関節技の応酬から始まったが長くは続かず、すぐに激しい殴打戦に展開。今月17日にマスカラ戦を迎えたラジャンとブラックドラゴンは、特に激しい拷問技の応酬を繰り広げた。ところが、ラジャンが場外のブラックドラゴンに向けて繰り出したトぺを、ブラックドラゴンが受けきれずに、ラジャンは場外の鉄柵に頭を強打。その混乱の隙にエスパルタンとリデルクがダイナミックブラックとドラゴンフライからピンフォールを奪い、ここにきてダイナミックドラゴンズが王座から陥落した。
メインマッチのピラタファミリー対ロス・カポスでは、マスカラ・アニョ2000ジュニアが誤ってレフェリーを殴ってしまい、その隙にピラタモルガンをローブローで攻撃したが、即座にレフェリーがマスカラの反則負けを宣告し、試合はそのままピラタファミリーの勝利となった。