ルチャリブレ馬鹿は今日もプロテインです

ルチャリブレ、プロレスのスペイン語記事を日本語訳して紹介します。

メシアスがAAA退団の詳細を語る


Ricky Banderas "El Mesías", confirma su salida de Triple A en conferencia de prensa

(記事元:solowrestling.com Walter Rosales)

 メシアスことリッキー・バンデラスがAAAからの退団を発表後、公式記者会見を開き、その中でAAAと自身の関係が悪化したことを暴露した。

 記者会見は短い時間であったが、バンデラスは退団に至った経緯についての詳細を語った。バンデラスによるとAAAが変わったのは、彼が両ひざを負傷した2017年からだと言い、同年の10月までに治療し復帰することを義務付けられたという。これは、トリプレマニアXXVと、日本で開催されたLucha Libre World Cupに参加するためであった。トリプレマニアに関しては、バンデラスはパガノとの試合に取ってつけたように参戦し、その詳細については一切語られなかった。

 そして10月、バンデラスは再び膝を負傷し、その治療に専念することとなったが、この時、AAAは十分な補助をしてくれなかったと言い、また、副社長のドリアン・ロルダンはこれ以上の援助はできないと言い、治療費のために借金をすることを進言したという。バンデラスが退団を決意した決め手となったのは、復帰戦となったRey de Reyesで脚本を渡され、そこにはパルカで負けることが決まっていたという。パルカとの関係に一切問題はないことを前置きした上で、復帰戦での敗北というのは選手に対する冒とくであるとバンデラスは述べた。

 バンデラスはさらに、個人的なこととして、ドリアン・ロルダン氏との関係が悪化しており、引退を告げた時に「選手生命を終わらせてやる」と言われ、また、「他の団体の興行に出場できなくしてやる」と脅迫されたという。バンデラスは過去の例としてペンタ0M、レイ・フェニックス、ダガの名前を挙げ、自分と同じように他団体への出場を妨害に悩まされたという。また、バンデラスは自身が1998年から使用しているエル・メシアスという名前が、2011年にはAAAが知的財産として所有していることを知ったと言い、バンデラスはこのことに関しては法廷で争うつもりだという。

 話題はAAAから離れ、バンデラスはこれからメキシコや他の国でのインディーとして活動に興味を持っており、アトランティスウルティモゲレロ、L.A.Park、ルーシュ、そして、シベルネティコを、対戦したいライバルの名前として挙げた。シベルネティコとの試合は4月21日のインディー興行にて行われることが予定されている。

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