(写真・記事元:thegladiatores.com Alfonso Lizarraga)
その夜、マスカラアニョ2000ジュニアは不満を募らせていた。イホ・デル・メディコアセシノ、そして、フランス人ルチャドールのダークマジックとタッグを組んだマスカラは、エレクトロ、ビジャノⅤジュニア、インポシブレと対戦したが、チームメイトのダークマジックとのタッグを拒否し、アセシノがダークマジックを助けようとすると、それを妨害し続けていた。
その一方で、テクニコはというと、一本目こそルードから勝利を勝ち取ったものの、ビジャノが肩の負傷により戦線離脱してしまう事態となった。
ダークマジックのギブアップで奪われた一本目にマスカラは激怒。二本目に入り、なんとか仲を取り持とうとするアセシノだったが、個人プレーでマスカラがエレクトロを拷問技で苦しめると、止めにコーナーポストからのボディプレスを決めようとしたが、ダークマジックがすかさずエレクトロからピンフォールを奪い、試合は三本目に。
当然ながらマスカラは、これに対してもダークマジックを強く非難。しかし、三本目に入ると試合はルードの独壇場となり、アセシノが得意の拷問技でインポシブレを苦しめ、マスカラはブレインバスターでエレクトロを追い詰めると、再びボディプレスを決めるべくコーナーへ向かった。すると、再びダークマジックが二本目と同じようにピンフォールを奪いに入るが、そこはマスカラがすかさず妨害。ルードが揉めている間に、復活したエレクトロが一瞬の隙をついてマスカラを丸め込んで一気に逆転。試合はテクニコの勝利となった。
試合後、マスカラとアセシノから襲撃を受けたダークマジックは、インポシブレとエレクトロによって助け出され、テクニコへの転向がほぼ決まったようだ。