ルチャリブレ馬鹿は今日もプロテインです

ルチャリブレ、プロレスのスペイン語記事を日本語訳して紹介します。

エンペラドールアステカに怖いものなし

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(写真・記事元:thegladiatores.com Alfonso Lizarraga)

 日曜恒例の伝統的なルチャリブレでお馴染みのアレナナウカルパンで、インディーで活躍する選手らが、ナウカルパンをホームとするIWRG選手との交流試合を行った。

 メインイベントでは、インポシブレ、エンペラドールアステカが、メシアスとタッグを組んで、ペンタ0M、トラウマ兄弟組と対戦した。

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 試合が始まると、テクニコはメシアスを先頭に先制攻撃を開始。メシアスの強烈なラリアットがトラウマⅠに決まると、インポシブレは、ライバルであり元王者のエンペラドールアステカを前に委縮することなく、豪快なドロップキックをペンタに決めると、場外に逃げたところでトペスイシーダの追い打ちに成功。エンペラドールもトラウマⅡを攻撃すると、試合はリングのみならず、会場全体にまで広がり、踏み台、ビールのクーラーボックス等、会場にあったありとあらゆるものが凶器として使用された。

 インポシブレがペンタを追い詰める中、メシアスとエンペラドールはトラウマ兄弟と対峙し、最後はメシアスが威力抜群のパワーボムでトラウマⅠをマットに沈めると、エンペラドールは変形カンパーナでトラウマⅡからギブアップを奪うことに成功する。

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 続く二本目でも、トラウマ兄弟とペンタへの苦行は続き、マスクを破られながらも試合は続行。しかし、一瞬の隙をついてルードが反撃に出ると、トラウマⅠがエンペラドールにアリータを決めると、ペンタは前蹴りからのスープレックスでインポシブレからピンフォールを奪った。その間、トラウマ兄弟はエンペラドールとメシアスから四の字固めでギブアップを奪った。

 試合を決する三本目でも、両タッグの一進一退の攻防は続いた。ペンタのマスクは既に破られており、遂には流血。最後はインポシブレのカナディアンデストロイヤーがペンタを捉え、試合はテクニコの勝利となった。試合後、レフェリーの3カウントに納得のいかなかったペンタだったが、結果が覆ることはなかった。

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