(写真・記事元:thegladiatores.com Alfonso Lizárraga)
2019年最初となるIWRGの興行が1月1日火曜日アレナ・ナウカルパンで開催された。そのメインイベントでは、抗争が続いていたマスカラアニョ2000ジュニアとトスカノが決着を付けるべく、金網コントラマッチで激突した。
しかし、今回の金網マッチはただの金網マッチではなく、お互いが鎖で繋がれた状態という熾烈を極める状況で行われた。試合開始5分後、リングの遥か上に金網から脱出するために必要な、鎖を外すためのカギが吊り下げられると、試合はより激しさを増した。序盤はトスカノが鎖を利用してマスカラを拷問技で苦しめ、5分を過ぎると、トスカノは早速、鍵を手に入れようと行動を開始。しかし、ただ自分の鎖を外すための鍵を取るだけではなく、マスカラが鍵を外させないように、マスカラの鍵をも入手しようと知略を尽くした。
しかし、最初に鍵を入手し鎖を外したのはトスカノだったものの、ヘビー級王者の意地を見せたマスカラが反撃を開始。トスカノから自分の鍵を奪うと、今度は自分の外した自分の鎖でトスカノを縛り、脱出を阻止。そのままマスカラは金網を上り脱出に成功し、トスカノとのコントラマッチに勝利した。