(写真元:all-japan.co.jp 記事元:solowrestling.com GIN MALKAVAR)
全日本所属で全日本ジュニア級王者の青木篤志が、6月3日月曜日に41歳の若さで死亡した。報道した複数のメディアによると、青木はバイクを運転中の交通事故で死亡したという。
ライブドアニュース、日刊スポーツ、共同通信などの報道によると、6月3日月曜日午後10時30分頃、バイクで通勤中に東京都千代田区北の丸公園の高速道路のトンネルで事故を起こした。警視庁によると、青木はカーブを曲がり切れずに壁に衝突したとのこと。すぐに救助隊が駆け付けたものの、病院へ搬送中に死亡した。
秋山準の指導の下、2005年に28歳でプロレスリングNOAHでデビューした青木は、ジュニア級で経験を積みながら、Dragon GateやZERO1にも参加した。2006年には、2か月間IPW:UKやwXwで修行したヨーロッパ遠征に参加。2009年に新日本が開催したSuper J Cupのベスト・オブ・ザ・スーパージュニア大会にも招待された。
2010年にはジュニアタッグリーグでKENTAとタッグを組み活躍。また、潮崎豪とタッグを組んでAAAタッグ王者を獲得したこともある。小橋建太が引退すると、青木もNOAHを退団し、秋山準、潮崎豪、鈴木鼓太郎、金丸義信らと共に全日本に入団し、バーニングを結成した。武藤敬司がWRESTLE-1に移籍し、複数の選手が前日本から流出した際には、青木を含むバーニングのメンバーは全日本との専属契約を結んだ。
ここ数年、青木は全日本のジュニア級選手の中核をなす選手であり、諏訪魔、佐藤光留らとエボリューションを結成し活躍していた。青木が最後に試合に勝利したのは、去る5月20日に行われた岩本煌史との全日本ジュニア級タイトル戦であった。青木はこれまでに3度同タイトルを獲得している。他にもAll Asiaタッグ王者を3度獲得、Jr. Battle of Glory 2016優勝、GHCタッグ王者、NOAHジュニア級タッグ王者タイトルも獲得した。