(写真・記事元:thegladiatores.com ALFONSO LIZÁRRAGA)
6月23日日曜日アレナナウカルパンで開催されたIWRG定期興業のメインイベントにて、イホ・デ・カニスルプス、ドラゴンベイン組が、これまでに体験したことのないほどのハードな試合をトラウマ兄弟を相手に行った。トラウマ兄弟はドラゴンベインの入場が終わらないうちに攻撃を開始し、カニスルプスが花道の階段を降りている最中に、トラウマⅠが襲撃して試合は幕開けした。
その間、リングではトラウマⅡがベインの膝を集中攻撃し、カニスはトラウマⅠの激しい攻撃によってあばらを強打。その事態を重く見たドクターとブラックテリーがカニスを救出し、バックステージへ直行。しかし、数分後にカニスはベインを助けるためにリングに戻ると、ここで試合を続行させまいとテリーが再び登場。
しかし、ここでトラウマⅡがチャンスとばかりにブラックテリーを攻撃。すると試合は混沌と化し、トラウマⅡが再びテリーを攻撃しようとするも、トラウマⅠに強烈なチョップで誤爆。そして、反撃のチャンスを得たドラゴンベインがそのままトラウマⅠからピンフォールを奪う。
ところが、これに憤慨したトラウマ兄弟は椅子による凶器攻撃でカニスをリンチ。試合はトラウマ兄弟の反則負けとなった。試合後、ブラックテリーの介入に抗議したトラウマ兄弟に対し、ブラックテリーはカニス、ベインと共に、ネグロナバロ、トラウマ兄弟の持つトリオ王者タイトルへの挑戦を表明した。