（画像・記事元：superluchas.com William Beltrán）
WWEのワンマン社長ビンス・マクマホンは、最終的な決定権を握っているが、去るWrestleMania 35ではHell in a Cellによる試合をキャンセルしたという。もし、行われていれば、会場はさらに盛り上がっていたことだろうが、それでは誰がその試合に予定されていたのだろうか？
この事実を浮き彫りにさせたのは、なんということはない、現在はハリウッドで俳優を務める元プロレスラーのバティスタこと、デイブ・バウティスタである。彼は、クリス・ジェリコのポッドキャスト番組であるTalk Is Jerichoに出演した際に、この話を明かした。バティスタによれば、彼と対戦相手のトリプルHは、本当はより簡単に過激さを作りだせるHell in a Cellでの試合を行いたかったのだという。
「最初は、Hell in a Cellで試合をしたかったんだけど、ビンスが最大のPPVイベントであることを理由に、Hell in a Cellのような試合をWrestleManiaで行いたがらなかったんだ。でも俺たちは本当はやりたかったんだよ。」
「単に素晴らしい試合、過激な試合だよ。俺たちは試合を良くする可能性のあるアクセサリーが必要だったんだ。なぜなら、俺たちはもう年よりで、長い間試合をしていなかったから、そこにドラマが必要だったんだ。過去の因縁はあったから、必要だったのは過激さだけだったのさ。」
最終的に、試合は別の要因によって素晴らしい一戦となったが、バティスタは、二人とも、より多くの労力を費やさなければならなかったことを認めた。その日の最後には、ノー・ホールズ・バード形式での試合にファンは満足したが、果たしてHell in a Cell形式の試合の方がファンにとっては良かったのだろうか？
Hell in a Cellの試合が行われなかった理由の一つとして、他に考えられるのは、Hell in a Cellの舞台設置が難しい上に、会場となったメットライフスタジアムでは、照明の位置により舞台が見えにくくなってしまうことが、あったのかもしれない。
The crowd is chanting “turn the lights off” & “we can’t see”. Because we can’t. I see spots. #WrestleMania35 pic.twitter.com/1PwNL6lZqU
— April STL Blues Are Stanley Cup Champs Ryley (@AprilandPJ) 7 de abril de 2019
https://superluchas.com/vince-mcmahon-cancelo-una-lucha-de-hell-in-a-cell-para-wrestlemania/
