(写真元:@DelaRosaMaria 記事元:solowrestling.mundodeportivo.com SEBASTIÁN MARTÍNEZ)
トレイシー”ザ・アトミックブロンド”で知られる、スペインはマドリード出身の女子レスラー、マリア・デ・ラ・ロサが、7月初旬から日本遠征を行い、センダイガールズに合流した。我々、Solowrestlingはそんな彼女とのコンタクトに成功し、センダイガールズでの体験を語ってもらった。
いつ、そして何故、センダイガールズへの遠征を決めたのですか?
「まあ、決めたのは1年前です。日本に来ることに興味がありましたし、ジャパニーズスタイルのプロレスが私にとって最高だからです。でも、ケガをしてしまってそのプランは流れてしまいました。それから、ヨーロッパでの興行に出場していたので、センダイガールズに合流するための期間が、今までとれなかったのです。私はプロレスラーとしてのキャリアのためにこの決断を下しました。ただ、プロレスをするためだけではなく、自制心、エンターテイメント、そして自身のプロレスの進化が必要だったのです。そして今、それを実現しているのです。プロレスをして、トレーニングをして、そのためにここにいるんです。タフでとても難しいことですが、やる価値のあることです。
日本に来たことはあるのですか?想像していた通りでしたか?
「ありません。厳しいとは知っていましたが、まさかここまでとは。今、私の体は20日経って慣れてきているところです。」
あなたにとってセンダイガールズの一員になるということはどういうことですか?
「センダイガールズで仕事ができるなんて、信じられないことです。デビュー戦では大泣きしました。DASH・チサコ選手ととても良い試合をしました。素晴らしく、非常に厳しい試合でしたが、バックステージに下がった時にチサコ選手、松本選手、千紘選手を目撃して、それからサリー選手、薫選手、里村芽衣子選手がいて、『私は本当にここにいるの?センダイガールズで試合をしているの?私は日本にいて、里村芽衣子が私のボスなの?』と思いました。これで泣かずにいられますか?本当に今まで体験した中で最も素晴らしい体験です。」
里村芽衣子選手とは個人的にお知り合いになられましたか?
「ええ、知り合いになりました。3日間に渡る、ある巡業に参加しました。巡業は素晴らしかったですし、彼女も素晴らしい選手です。とても前に彼女を初めて見たときは、何が起こったのかわからないような衝撃を受けました。リング上では非常に厳しい選手ですが、彼女をもっと見たいと思い、彼女に注目するようになり、今では私の求めるレスリングスタイルになっています。彼女にはとても強い憧れを持っていますし、とても尊敬しています。」