(写真元:wwe.com 記事元:solowrestling.mundodeportivo.com SEBATIÁN MARTÍNEZ)
サウジアラビアで初となる女子プロレス試合が、WWE Crown Jewel大会で行われ、ナタリアとレイシー・エバンスが対戦。試合は普段通りに行われ、ナタリアがシャープシューターからのピンフォール勝ちを収めた。
両選手とも、普段とは異なり、全身を覆う黒い衣装にTシャツといういで立ちで登場。強烈なライバル関係がスタートしたばかりの両者であったが、お互いを尊重した試合を終始徹底した。WWEは試合中に女性らを映し続け、イメージ革新を強調した。さらに試合後、ナタリアとレイシーは試合後に感極まり、観客席の最前列に座る観客女性や子供らにあいさつをした。
Show up. Show out. Make history. 💗👒@NatbyNature and @LaceyEvansWWE are about to give you chills. #WWECrownJewel pic.twitter.com/pntyI1Wjcm
— WWE (@WWE) October 31, 2019
サウジアラビアにおける初女子プロレス試合の開催は、前日に行われたWWEによる会見で発表された。両選手とも、試合前にWWEのカメラを前に、その意気込みについてコメントした。
レイシー・エバンス「この歴史的なイベントに参加できることと、WWEユニバースを前に、サウジアラビアで以前は決してできなかったことを行えることを光栄に思います。起こっていること全てに感動しています。本当に感動しています。このようなことが起こっているなんて、信じられません。ここにいることが、幸運です。」
ナタリア「知らされたのは、アメリカ現地時間で朝の3時か4時くらいだと思います。母に『起こしてしまってごめんなさい、でも、とても感動しています。』とメッセージを送りました。私の母もとても喜んでいます。歴史的な瞬間に立ち会うことができるなんて、信じられません。」