(写真・記事元:thegladiatores.com Alfonso Lizárraga)
2020年元日アレナ・ナウカルパンで開催されたIWRG元日興行のメインイベントにて、フエルサゲレラ、パシオンクリスタル、デモニオインフェルナル、エイブ・レックス、エンペラドールアステカ、イホ・デル・アレブリヘがラダーマッチで対戦した。
金網に囲われたリングの真上にぶら下がっているのは謎のアタッシュケース。中に入っているのは一体何なのかもわからずに、選手らは試合を開始。最初の8分間は通常の試合を行い、その後に投入される梯子を使ってケースを手に入れ、そのまま金網から脱出すれば勝利というルールだ。
ケースの中身がわからないまま、6名の選手は激しい試合を繰り広げた。デモニオインフェルナルは試合開始早々にわき腹から出血するものの、どうやらデモニオにとってそれは彼を妨げるものではなかったようで、このラダーマッチを制したのはそのデモニオインフェルナル。梯子を上ってケースを手にすると、そのまま金網から脱出。
ケースを開けてみると、そこにはフエルサゲレラが棄権し、空席となったままのIWRG世界ミドル級王座のベルトが入っており、デモニオインフェルナルが同タイトルの新王者となった。