ルチャリブレ馬鹿は今日もプロテインです

ルチャリブレ、プロレスのスペイン語記事を日本語訳して紹介します。

水のない週末を過ごす/日ごろから節水を心がけよう

 先日ブログでメキシコの取水制限の話をしたが土曜日の夜からいよいよ、水道の蛇口を捻っても水が出ない状況に陥った。ツイッターの情報では土曜日の深夜から水の供給が再び始まるとのことだったので、「明日(つまり日曜日)には普通に生活できるだろう」と思っていたら、とんでもない目にあった。
 僕は休みの日でも朝の6時には起床する。とりあえずトイレに行って顔を洗ってシャワーを浴びようとしたが水が出ない。シャワーの詰まりは昨日直したばかりなのでその線はない。と思った矢先、水道の水もついにストップしてしまった。どうやら昨日まで普通に使えていた水は家の地下にあるタンクに保存してあった水らしく、いよいよそれも尽きてしまったというわけだ。
 ツイッターで情報を集めてみるとどうやら取水システムのメンテナンスが思うように進んでおらず、メキシコシティへの取水量は100%に達していないとのことだった。ということで水が全く使えないのでトイレの水も満足に流すことができず、シャワーを浴びてスッキリすることもできず、毎日シャワーを浴びている身からするとなんとも不快な感じがしたが、そのうち復旧するだろうということで日中は普通に過ごしていた。
 結局、午後の8時くらいに地下タンクに入水が始まっているのを隣人のビクトールと確認し、屋上の予備タンクにも水が貯まっているの確認。とりあえず一安心といったところだが、また水の供給がストップすることは、取水システムのメンテナンスが完了してメキシコシティへの供給が正常化する水曜日までは十分に考えられることなので、とにかく節水を心がけていきたいと思う。
 同じ行政地区に住んでいるにも関わらず、場所によってはまだ水が使えない場所がたくさんあるようだ。一応、行政の給水車がフル稼働で区内を走り回っているようだが、要請が3,000件なのに対して供給はわずか100件とまったく間に合っていないのが現状で、場所によっては先週の木曜日から完全に給水がストップしている建物等もあるらしい。そんな中で再び水を使うことができるようになった僕は非常に運が良いと言える。
 今回の件では水が使えないという不便な生活を強いられ、水の大切を改めて実感した週末であった。