テクニコとして衝撃のデビューを果たしたサンダーですが、同年、足の怪我を理由に長期離脱を余儀なくされ、そして今年の9月にルードとして復帰した彼のインタビューがSuperluchasにアップされていたので、簡単に紹介したいと思います。
ルチャ・リブレという選択
「オーストラリアにはいろいろんなスポーツがあるが、ルチャ・リブレはなかった。もし君がオーストラリアでルチャ・リブレを仕事にしようとしたら、別の国でそのチャンスを待たなければならないんだ」
ルチャドールとしての始まり
「21歳のときにトレーニングを始めた俺は、いろいろなスタイルのレスリングを学んだんだ。でも、『ルチャ・リブレ』を学んだときに、俺はすぐに『俺のいるべき場所はメキシコだ』と気づいたよ」
マスカラを使うこと
「伝統を重んじたんだ。俺はメキシコの文化が好きでね。もし、ルチャドールになるとしたら、マスクを被らなければならないと思うんだ」
テクニコからルードへ
「2013年にテクニコとしてデビューしたが、足の怪我で数ヶ月もの間、ルチャ・リブレから遠ざかってしまった。だが、俺は新たな決意と様相で今年、リングに戻ってきたんだ。今はルードしてね。これが俺の本性だよ。いい子を演じるなんて、俺らしくなかったんだ。怪我から7ヵ月後、俺は本当の俺らしくルードとして戻ってきたんだよ」
ファンの反応
「興味がないね。観客がどう思おうが、俺の仕事は勝つことであり、観客を喜ばせることが俺の仕事ではない。テクニコのやつらを痛めつけるためならなんだってするさ」
展望
「俺と協力したいやつとは協力するさ。ウルティモ・ゲレロのようにね。俺にはテクニコに強力なライバルがいないが、俺の目標は俺の目の前に立ちはだかるやつら、つまり、俺の敵を打ち負かすことだ。このメキシコで成功をしたいと思ってるし、それを達成するために始まったばかりさ。今は少ししか話せないスペイン語を完璧にしなければならないんだろうけど、15年後くらいにはたぶん完璧になってるだろうさ」
インタビューでは悪さを前面に出しているサンダーですが、リングの外ではスタッフの注意を無視しながら小さい子どもにサインをしたり写真を撮ったりしている姿をよく見るので、根はいい人だと思います。外国人でルードということで、観客からのブーイングは少なくありませんが、僕は応援していきたいと思います。
CMLL - "No quiero estar en otro lugar, la lucha del CMLL es la mejor del mundo": Thunder - Superluchas (記事・写真元:Superluchas)