ルチャリブレ馬鹿は今日もプロテインです

ルチャリブレ、プロレスのスペイン語記事を日本語訳して紹介します。

ミステシス「アメリカ人は時々、とても人種差別的なんだ」

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 スポーツニュースサイトのメディオ・ティエンポにミステシスのインタビューが掲載されていましたので、紹介したいと思います。ミステシスはWWEには人種差別があったことを語っています。

 アルベルト・デル・リオのWWE解雇は、人種差別的な理由があり物議を醸しました。ミステシスはその上で、エル・パトロンと同じとは言わないまでも、WWEには人種差別的な発言があったと認めています。

 サン・ルイス・ポトシ出身のミステシスがWWEを去ったとき、彼はWWEの社員から直接ではないものの、侮辱的かつ差別的なコメントがあったとし、WWEには確かに人種差別があったと話しています。

 「いろいろあったよ。俺は決して不満を誰かに口にしたことはなかったけど、悩んだよ。アメリカ人は時々、とても人種差別的になることがあるんだ。経営陣だってときどき、人種差別的なジョークを言ったりするんだ。観客にはなんの不満もなかったよ。彼らはいつも素晴らしい観客だった。彼らは俺を両手を広げて迎え入れてくれたし、いつだって俺を応援してくれた。彼らに不満は一切ないよ」

 また、ミステシスは多くの人が彼がWWEを去ったことを批判したことについて、知られてない要因がたくさんあるということも話しています。

 「何故解雇されるのかを知った日、勿論説明がされるよ。これはアルベルトだって同じさ。人々は俺たちを批判するけど、彼らは何が起こったのかを知らないんだ。海外に出たことがないルチャドールたちが俺たちを批判するけど、彼らは俺たちがアメリカで戦ってきたものが、最悪の人種差別であるということを知らないんだよ」

 しかし、ミステシスはWWEや他のアメリカの団体のリングに再び上ることを拒否しているわけではありません。

 「俺にとってアメリカや日本で仕事をするっていうことは光栄なことさ。一度目と二度目はもう全く別のことで、経験だってしてるし、どんな扱いを受けるかだって、どんな風に生活するのかだって、何が起こるのかだって知ってるわけだからね。もし、WWEや他の団体から招待を受けたら、俺は喜んで引き受けるよ。俺はメキシコ人であることを誇りに思っているし、俺の試合で奴ら(差別的な発言をする人々や、ミステシスの活動を批判する人々)を黙らせることが好きなんだ」


A veces los 'gringos' son muy racistas: Myzteziz - Más Deportes - Lucha Libre - mediotiempo.com

(写真・記事元:メディオ・ティエンポ)