1月3日土曜日アレナ・コリセオ興行を観てきました。土曜日興行ということで、初めて行ったわけなんですが、まだ試験的な感じですかね。非常に簡素な興行で、レフェリーは全試合を一人が担当し、録画はなし、照明演出なし、女の子もなしということで非常に寂しい感は否めませんが興行自体はとても素晴らしかったです。
最初の4試合は全てシングルマッチ。3試合目のスターマン対カンセルベロはスターマンの変わりにスター・ジュニアが出場。スター繋がりですかね。
アクマがベンガラをジャベで苦しめる
ロープを利用した攻撃。勿論、反則である
エスパント・ジュニアのマスクを取ろうとするマグヌス
マグヌスのバックブリーカー!
カンセルベロのカナディアン・デストロイヤー
スペル・ハルコン・ジュニアとラシエルの関節技の応酬は見事でした
ラシエルがハルコン・ジュニアのマスクを狙う
5試合目のペガッソ、ドラゴン・リー対ヴィルス、カマイタチはヴィルスの技がとにかく光った試合でルードの勝利。ヴィルスは関節技のバリエーションが多く、関節技の応酬に入るととにかく強いですね。カマイタチもドラゴン・リーとの熱い戦いを繰り広げました。
セミのアンヘル・デ・オロ、バリエンテ、レイ・コメタ対ニエブラ・ロハ、ポルボラ、フェリーノはアンヘル・デ・オロのメセドーラがニエブラ・ロハに炸裂して勝利。レイ・コメタの華麗な空中技も炸裂しましたが、バリエンテはイマイチ、何もできなかった感じでしたね。
ファイナルのティタン対カベルナリオは2015年のアレナ・コリセオ初興行を飾る素晴らしい試合でした。1ラウンド目からまるで最終ラウンドのように全力での試合。ジャベの応酬、連発される大技等、観客は大盛り上がり。
ティタンを背負ってコーナーに突っ走るカベルナリオ
場外でも激しい戦いが繰り広げられる
1ラウンドはカベルナリオが勝利しましたが、続く2ラウンド目はティタンが勝利。3ラウンド目はお互いに全力を出し切り、僅差でティタンが勝利。試合後はカベルナリオからティタンに手を差し伸べ、二人で握手してからカベルナリオは控え室に戻りました。CMLLの興行としては珍しく、コインが試合終了後に飛び交いました。
冒頭でも述べたように、興行全体はとても質素で味気ない感じでしたが、試合はどれも素晴らしかったです。しかし、写真を見てもわかると思うんですが、とても観客が少なかったですね。これで集客数がもっと多くなるとCMLLももっと面白いカードを土曜日に組めるようになると思うんですが。
う~ん、でもやっぱり女の子いないのは寂しいね!