(写真元:Zona Ruda 記事元:SUPER LUCHAS)
ロス・インゴベルナブレスはCMLLにとっては、ペロス・デル・マル以来、最も成功したギミックだった。それを裏付けるように、新日本では内藤哲也がロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンを結成するに至った。
しかし、ソンブラがWWEに挑戦するためにCMLLを去ってから、ロス・インゴベルナブレスにヒビが入ったのは確かである。今年の5月にはルーシュと新メンバーのピエロスがマスカラを裏切り、その穴を埋めるように、一時的にではあるが、レイ・エスコルピオンが加入、そのままロス・インゴベルナブレスは、オリジナルのロス・インゴベルナブレスの見る影もない状態になった。
その間、遥か遠く、東の国では内藤哲也、EVIL、BUSHIによるロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンが、バレットクラブのグッズ売り上げを超え、最も人気なグループとなっていた。
数か月前から、NXTのソンブラことアンドレード・シエン・アルマスは、NXTのリングから姿を消しており、WWEの重役達に、彼の持つ潜在的な才能を、人気低迷から脱するためのプランを探していた。
もともと、WWEはボラドール・ジュニアとの契約に興味を示しており、また、スター性と肉体を兼ね備えたルーシュにも一目を置いていた。そのため、WWEが新しいロス・インゴベルナブレスを結成するのではないか、という噂もあった。
しかしながら、現在、噂されているのはオリジナルのロス・インゴベルナブレスが、マクマホンの本拠地に接近しているという。その証拠に、CMLL83周年記念興行で、ドラゴンリーに敗北しマスクを脱いだマスカラが、リング裏でルーシュ、そしてソンブラと再会しいくつかのビデオを撮影していた。
ビデオでは、マスカラはマスクを奪われたにも関わらず表情は明るく、むしろ喜んでいる風にも見える。
さて、この噂は現実のものとなるのだろうか?