(写真・記事元:THE GLADIATORES)
元日に働くことより素晴らしい一年の始まりがあるだろうか。IWRGは2017年の始まりに一年の最初の偉大なイベントとして伝統ある死の牢獄興行を、文字通りに結構した。
IWRG創立記念興行にて行われたトリプルスレットマッチでの死闘の末、インポシブレ、レランパゴ、ゴールデン・マジック、そしてピラタ・モルガン・ジュニアが、サン・バルトロのリング上で、お互いのマスクを賭けて、再び死闘に臨んだ。今回は、4人の選手が鎖でロープとつながれており、脱出のためには、梯子を使って、天井に吊るされたカギを入手し、鎖を外して金網から脱出することになる。
ルールだけを読むと簡単そうだが、実際はそうではなかった。ルールを理解していた選手らはそれぞれが相手選手を妨害。全員がカギを入手することよりも、対戦相手を叩きのめして、体力を減らすことに集中していた。これによって、カギを入手することは容易ではなくなっていた。
フォーウェイマッチでは全員が敵だったが、特に激しい応酬が繰り広げられたのは、インポシブレ対レランパゴ、そしてピラタ・モルガン・ジュニア対ゴールデン・マジックであり、最終的に4人のマスクは試合が決していないにも関わらず、既にボロボロだった。
最初に脱出したのはゴールデン・マジックで、次にレランパゴが脱出。次はピラタ・モルガン・ジュニアが脱出するかと思われたが、一度は脱出したゴールデン・マジックが、控室から椅子を持って登場、バッカニーアの悪運に止めをさすべく、脱出しようとしていたピラタ・モルガン・ジュニアを妨害。最終的にはインポシブレがマスクを守ることとなった。
レランパゴはインポシブレが脱出しようとするのを妨害していたが、ゴールデン・マジックが、より試合の結果に影響する介入を行った。ゴールデン・マジックは折れ曲がった梯子を交換し、そしてレランパゴのインポシブレに対する妨害を止め、インポシブレの脱出を助けた。
妨害行為の自由、そして激しい拷問技の後、インポシブレはピラタ・モルガン・ジュニアを戦闘不能にすると、金網から脱出した。
試合に負けたピラタ・モルガン・ジュニアは、35歳でルチャドールとしての経験は15年間活動している、DF出身ペドロ・オルティス・ソトと名乗った。