(写真・記事元:THE GLADIATORES)
3週に渡って続いたインポシブレとレランパゴの抗争は、1月15日土曜日アレナ・ナウカルパンで開催されたIWRG定期興業のメインにおける、コントラマッチによって決着をつけることとなった。今回は、インポシブレが自身の持つIWRGウェルター級タイトル、レランパゴがマスカラ、そして、3人目に選ばれた、アポロ・エストラーダ・ジュニアが髪を賭けて戦いに臨んだ。
ルールは、まず、シングルマッチを2本行い、それぞれ負けた選手が3本目にコントラマッチで戦うという変則的なものだった。一本目のシングルマッチは、レランパゴとインポシブレで行われた。この試合ではアポロ・エストラーダ・ジュニアの介入で、終始インポシブレが不利な状況であった。それでも、ウェルター級王者の貫禄を見せたいインポシブレだったが、試合は実質2対1ということで、最後はレランパゴの関節技にギブアップ負けを喫した。
一本目が終わるとすぐにリングに登場したアポロ・エストラーダは、一本目を終えて疲労困憊状態のレランパゴに襲い掛かったが、レランパゴはここで踏ん張りを見せ、なんとアポロ・エストラーダからピンフォールを奪って勝利。コントラマッチは、インポシブレとアポロ・エストラーダジュニアで行われることが決定した。
そのコントラマッチでは、アポロ・エストラーダが椅子攻撃、コーナーポストへの叩き付け、また、レランパゴの介入もあって、インポシブレを圧倒した。ところが、ウェルター級王者は経験の豊富さで上回っており、レランパゴの攻撃をアポロ・エストラーダに誤爆させ、最後は複合関節技でアポロ・エストラーダをマットに沈めた。インポシブレは無事、ウェルター級タイトルを守り、アポロ・エストラーダは不名誉の丸坊主となってしまった。
Diego Mejía Equiluz