(写真・記事元:THE GLADIATORES ALFONSO LIZÁRRAGA)
4月16日日曜日アレナ・ナウカルパンで開催されたIWRG定期興業のメインでは、LA GUERRA DEL GOLFOが行われた。総勢20名のルチャドールが金網マッチを繰り広げ、最後に負けた選手がマスク、もしくはカベジェラを失うというものだ。
20名の参加者は、それぞれグループAとBに別れ予選を行い、両グループの敗者が最後にコントラマッチを行った。この試合では、ギブアップもピンフォールも存在せず、ただ、金網をよじ登って試合から退場することだけが勝敗を決する。
グループAの敗者であるベネノとグループBの敗者のマスカラ・アニョ・2000ジュニアがリング上で対峙すると、試合は激しいものとなった。マスカラがリングに椅子を持ちこむと、逆にベネノに椅子で殴打され流血。ベネノは、試合はこれで決まったと思ったが、すぐに、控室からフリーランスが登場し、場外へ脱出しようとするベネノを妨害。試合に乱入することとなった。
対戦相手のマスカラは、フリーランスの乱入に腹を立てていた。すると、ベネノがフリーランスにパイルドライバーの一撃。マスカラは試合を半ば放棄し金網から脱出。首を負傷したフリーランスはそのままリングに倒れ、ベネノも脱出。LA GUERRA DEL GOLFOの敗者は乱入したフリーランスとなった。試合後、試合の結果に納得のいかなかったマスカラは、今後もベネノとの抗争を続けていくと発表した。