(画像・記事元:solowrestling.com Alejandro Gimenez)
新日がアメリカでの活動をさらに広げようとしている。北アメリカで大人気の新日がこの機会を逃すまいと、今年の7月に新たなイベントを計画していると、デイブ・メルツァー氏が報じた。
その気になる開催場所として有力視されているのが、サンフランシスコのデイリーシティにあるコウ・パレスであるという。同会場は1971年までNBAサンフランシスコ・ウォリアーの本拠地として使用され、収容人数は12,953人を誇る。仮に新日がこの会場を使用した場合、新イベントには10,000人の観客を呼び込むことができるだろう。
新日の北米展開は遅く感じられる。今回の新たな決断は、2017年に開催されたG1 Special in USAでの成功が、その動機であったという。今年開催予定のStrong Style Evolvedは、チケット販売開始からわずか20分で完売した。
新日はRoHと業務提携を結び、アメリカ市場への進出を図っている。新日とRoHは今年の5月にWar of the Worleds、10月にはGlobal Warsを共同開催する予定だ。新日から参戦予定のスーパースターがチケット完売を容易にしていると、RoHの執行責任者を務めるジョー・コフ氏はAugusta Free Pressのインタビューで答えた。
「競争相手という考えは微塵もなくて、むしろ、お互いにとって利益をもたらす関係だと思っている。彼らはアメリカでの進出を始めたんだ。去年は1回だったけど、今年は2回の予定だよ。西海岸と、RoHもまだあまり進出していない地域を攻めるんだ。だから、これを一つの送入とは考えていない。新日とRoHのスターを共演させて、Global WasとWar of the Worldsを共同開催する。我々は相乗・共生を感じているよ。どちらかがどちらかを喰ってやろうというわけじゃなくて、お互いに助け合っているんだ。」
新日がアメリカで開催予定のStrong Style Evolvedは3月25日日曜日に開催予定だ。AXS TVでジム・ローズとジョッシュ・バーネットのコメンテーターを招いての放送となり、New Japan Worldで全世界にも放送される予定だ。メインイベントはGolden LoversとThe Young Bucksのタッグマッチ、また、IWGPアメリカ王者タイトル戦として、ジェイ・ホワイトとハングマン・ペイジのカードも既に決定している。