(写真・記事元:thegladiatores.com Alfonso Lizarraga)
3月30日土曜日、アレナ・アステカ武道館に集まった観衆は新たな抗争開始の証人となった。2010年に当時はミスティコとして活動していたカリスティコに敗れマスクを失ったオリエンタルと、CMLLのスーパースターであるミスティコ・ヌエバ・エラがメインイベントで激しく激突した。
オリエンタルはハロウィンとモスコX-Flyを引き連れて登場。対するミスティコはIWRGでお馴染みのエンペラドール・アステカ、そしてシクロン・ラミスをタッグに登場し、レフェリーなしのスペルリブレに挑んだ。
試合はホームのオリエンタルが終始、ミスティコを圧倒。激しい拷問技でマスクを破り、イスでの凶器攻撃、本来は認められていない殴打攻撃に、ミスティコは何もできずにいた。ところが、ミスティコも反撃のチャンスを活かし、オリエンタルの額を割ることに成功する。
ところが、最後はオリエンタルがミスティコにローブローからのマスク奪取で畳みかけ、ピンフォールを奪おうとするものの、さすがの横暴に試合はオリエンタルの反則負けとなった。試合結果に興味を示さなかったオリエンタルは、ミスティコにコントラマッチを要求してこの日の興行を終えた。