(写真・記事元:thegladiatores.com Alfonso Lizarraga)
サン・バルトロの闘牛場に長らく姿を現さなかったドクトル・バグネルジュニアこと、レイ・バグネルが4月22日日曜日IWRG定期興業のメインイベントに登場。タッグを組んだのは、AAA時代にメガ王者タイトルを賭けて激闘を繰り広げたミステル・エレクトロと、デビュー25周年を迎えたIWRGのスター選手ベネノ。その対戦相手となったのはTriplemanía XXのマスカラ戦で対戦したマスカラ・アニョ2000ジュニア、そして、カポ・デル・ノルテにアメリカ人のダークマジックだ。
試合開始後は、ミシガン出身のダークマジックがメキシコルチャリブレの流れを汲む自身の試合をスタイルで魅せた。しかし、徐々に試合の勢いが加速始めると、レイ・バグネルとマスカラがリング上のみならず、会場全体を縦横無尽に駆け巡りながら試合を展開した。
試合は三本目にもつれ込むと、バグネルとマスカラは流血。最後はマスカラがバグネルにローブローを決めたところをレフェリーに発見され、即反則負け。試合後、マスカラはバグネルにカベジェラ戦を要求すると、今度はエレクトロが王者同士のシングルマッチを要求。現在、エレクトロはIWRGヘビー級王者であり、バグネルはAAAメガ王者。仮にこの二人の試合がIWRGでもう一度見れるとするならば、大きな反響を呼ぶに違いない。