(画像・記事元:solowrestling.com Walter Rosales)
メキシコのルチャリブレ界が突然の悲報に騒然とした。4月28日、ベテランルチャドールのアス・チャロこと、ホルヘ・ウアラチャ・ロペス氏の逝去が、彼の友人、家族の口から明かされた。69歳であった。
ミチョアカン州ピエダ出身のアス・チャロは、わずか15歳でルチャリブレの世界に乗り込み、初めてのアエレオ*1の1人であると知られ、特にフィニッシャーのパタダチャラで人気を博した。アス・チャロはエル・リンセ、フェリペ・アム・リー、フロレンティノ・マルティネスに師事し、1976年ルチャリブレの聖地アレナ・メヒコでデビューした。
現CMLLのEMLL創立54周年記念興行では、モグルとコントラマッチを行い敗北しマスクを脱ぐと、1989年ティファナ興行のコントラマッチでは、コナンとのコントラマッチに敗れ丸坊主になったこともある。ルードでありながらアエレオのスタイルを貫き、最も尊敬された選手の1人でもあった。
*1:機敏な動きと空中技を得意とするファイティングスタイル