(写真・記事元:thegladiatores.com Alfonso Lizarraga)
日曜日アレナナウカルパンで開催されたIWRG定期興業のメインイベントは激しい試合となり、トリプレマニアの前座を務めた3人の選手が、24時間立たずに試合を行い、優れたパフォーマンスを観客に見せた。
ドラゴンベイン、アラミス組がフリーランス、インポシブレ組と対決。4人のファイトスタイルから、単なる激しい試合だけではなく、素晴らしい拷問技や空中技が見られるのを期待できないわけはなかった。試合はお互いに拷問技で苦しめあうスタートを切ると、一本目をベインとアラミスが勝利。続く二本目では、フリーランスが技術を、そして、インポシブレが粗暴さを見せ始め、リング内外を問わず、2対1で対戦相手を追い詰め、二本目を勝利。
雌雄を決する三本目になると、華麗な空中技が飛び交った。試合の中で一つの感情が生み出された。終盤、アラミスが強烈なドロップキックをインポシブレに決めようとするが、インポシブレが上手くかわし、レフェリーに直撃。すると、別のレフェリーがアラミスの技は事故ではなく故意であったと判断し、試合はフリーランス、インポシブレに軍配が上がった。
試合後、結果に激怒したドラゴンベインは、アラミスに反則負けの責任を迫るだけではなく、マスクを奪い取ると、アラミスの持つレイ・デル・アイレの座に挑戦することを宣言した。