ルチャリブレ馬鹿は今日もプロテインです

ルチャリブレ、プロレスのスペイン語記事を日本語訳して紹介します。

柴田勝頼の復帰は依然未定

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(写真元:njpw1972.com 記事元:solowrestling.mundodeportivo.com SERGI PERALTA)

 8月12日夜に配信された新日のG1 Climax 29最終日に、石井智宏YOSHI-HASHIを裏切り、KENTAがBullet Clubに合流した。その最中に、セミリタイアした柴田勝頼リングインし、ラリアットと、彼を代表するドロップキックでKENTAを攻撃した。これは、2年ぶりとなるザ・レスラーこと柴田の”プロレス”的な行動であった。

 KENTAと柴田の激突は、SNS上で柴田がかつての友人と、新日の一大イベントであるWrestle Kingdom 14で試合を行うために、リングに再び舞い戻るのではないかという憶測を呼んだ。以前より知られている次回のタイトル戦は、NEVER Openweightのベルトを賭けたイタミヒデオと石井智宏の試合であり、その方向で進めていくことに対し、好意的な意見が高まりつつあった。しかしながら、デイブ・メルツァー氏は、Wrestling Observer Radioの最新号にて、KENTAと柴田が対戦する可能性は無視できないが、非常に低いとコメント。というのも、ドクターから柴田にゴーサインはまだ出ていないというのである。

 「一夜だけの物語です。あれ以上、先に進むことはないと思います。勿論、状況は常に変わりますが、医師団は、柴田選手が現役復帰するのは不可能であると言っていました。それは2年前のことです。月曜日、彼は我々に期待させるようなたくさんのことがありましたが、彼が再び試合をしたりだとか、それに似たようなことをするということを書き留めるようなことは全くありませんでした。」

 柴田は2017年4月、新日が開催したSakura Genesis大会にて、オカダカズチカとIWGPヘビー級タイトルを賭けて対戦した際に大けがを負った。大会後、病院に救急搬送され、硬膜下血腫という死亡率が高い非常に危険な症状である診断が下された。その後、何度も繰り返し手術を受けた柴田は、長く厳しいリハビリをスタートさせ、視力と運動能力を取り戻した。

 新日がロスアンゼルス道場を設立し、2018年3月から、柴田は道場のヘッドコーチに就任し、将来のスター選手となるであろう、カール・フレデリックやクラーク・コナーズをトレーニングしている。さらに、G1 Climaxに出場する後藤洋央紀のために特訓も行った。現在のところ、柴田は単発的にリングに戻ることができるように、フルタイムのトレーナーを務めるオファーに合意している、という。

https://solowrestling.mundodeportivo.com/new/82985-katsuyori-shibata-no-habria-recibido-el-alta-medica-para-volver-a-luchar