(写真元:AEW 記事元:solowrestling.com SEBASTIÁN MARTÍNEZ)
AEWがAll Out大会に向けて大問題を抱えている。というのも、同大会の重要な対戦カードがキャンセルになる可能性があるからだ。Wrestling Observerの記者であるデイブ・メルツァー氏は、8月23日夜、ロードアイランド州ポータケットで開催されたTime Wrestling興行に出場したフェニックスが、試合中に足を負傷したというのだ。ペンタゴンジュニアとタッグを組んで、フベントゥゲレラ、テディ・ハート組と対戦したフェニックスは、テディへのトぺの着地に失敗し、負傷を伝えるためにリングサイドに退避。Time Wrestlingのサポート班が駆け付け、バックステージに下がった。ペンタゴンジュニアは、試合に敗北し、弟の具合を見るために同じく更衣室に下がった。
All Out欠場がよぎった。というのも、フェニックスは足を骨折したと思ったからだ。しかしながら、その数分後、足を引きずりながらも自力で歩行することがでいた。捻挫だった場合、その具合にもよるが1週間強で回復する。AEW All Out大会が開催されるのは、わずか8日後であり、AEWは別のオプションを用意しなければならない可能性が出てきたのである。
フェニックスとペンタゴンジュニアは、AAAタッグ王者を賭けて、ヤングバックス兄弟とEscalera de la Muerteで試合を行うことが予定されている。同大会は8月31日土曜日、イリノイ州シカゴで開催される予定だが、現王者のフェニックスが欠場となれば、それは大問題である。
ここにきて、ジョン・モクスリーがAll Out欠場を昨夜、告知した。抗生物質メチシリンに耐性を持つMRSAウィルスによる感染症を、肘に発症したのだという。同選手は、Double or Nothingから始まったケニー・オメガとの抗争を続けるために試合を行う予定だった。AEWは早速、PACがケニー・オメガとの対戦を行うことを発表した。