(写真元:The Japan Times 記事元:solowrestling.mundodeportivo.com SEBASTIÁN MARTÍNEZ)
- プロレス界の伝説が直近のインタビューで、心臓へのアミロイドーシスを患っていることを明かした。
- 2019年に政界活動を止めた主な理由であるという。
プロレス界の伝説であるアントニオ猪木が、今週、週刊新潮のインタビューに応じ、不治の心疾患に罹ったことを明かした。現在、77歳の猪木は、心臓へのアミロイドーシスとの闘病中であるという。
Wrestling Observerのデイブ・メルツァー記者の説明によると、これは異常なたんぱく質の臓器への蓄積によるもので、臓器の正常な機能を阻害し、心疾患などを引き起こす珍しい病気であり、日本では700から750人が同病気を患っているという。心臓へのアミロイドーシスにも複数のタイプが存在するが、猪木のタイプは遺伝性であると考えられている。
同氏は2019年7月に政界からの引退を発表した。発表当時、詳細は明らかにしなかったものの健康上の理由で引退を発表した。元プロレスラーは公の場に姿を現さないようにしていたため、多くのファンもここ数か月のほとんどの時間を車椅子で過ごした、ということは知られていなかった。アミロイドーシスの発症が政界引退を決意させたのではないかと言われている。
インタビューの中で同氏は、闘病のためにビンダケルのような非常に高額な治療薬を服用していることを明かした。「不治の病ですので、治療薬では完治に至りません。しかし、病気の進行を遅らせます。」と、今週号のWrestling Observerでメルツァー記者は綴っている。
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