ルチャリブレ馬鹿は今日もプロテインです

ルチャリブレ、プロレスのスペイン語記事を日本語訳して紹介します。

NOAHがGHCタッグ王座タイトルの王者不在を発表

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(写真・記事元:superluchas.com Dark Angelita)

  • イホ・デル・ドクトルバグネルジュニアとレネ・デュプリーは既にGHCタッグ王者ではないという。

 プロレスリングNOAHは、現王者のイホ・デル・ドクトルバグネルジュニアとレネ・デュプリーが、日本で防衛戦を行うことが不可能なことから王座を失効し、GHCタッグ王座タイトルが不在となっていることを発表した。

  公式サイトによると、COVID-19の世界的感染拡大により、日本への遠征が非常に難しい状況から、両選手には既に通達済みであるという。NOAHはベルト返上を要請し、両選手ともそれを了承しているとのことだ。

 こうして第53代王座は防衛戦を行うことなく陥落することになった。

GHCタッグ王座は王者不在へ

 バグネルとレネがタッグを結成してNOAH主催のGlobal Tag League 2020大会に出場することが発表されたのは3月末のこと。メキシコ人プロレスラーとフランス系カナダ人プロレスラーが力を合わせてタッグを組んだのは初めてであった。

 デュプリーは日本での試合には多くの経験を積んでおり、今は亡きWrestle 1の試合に出場していた縁があり、武藤敬司の協力で大会への参戦が決定。外国人タッグが王座を獲得するのは非常に難しいと見られていたが、予想を覆す結果となった。

 グループAから発進したバグネルとデュプリーは、快進撃を続けてトップで予選を通過した。

 その勢いのまま、決勝戦では大人気を誇る潮崎豪中嶋勝彦のAXIZと激突した。パンデミックの影響で、決勝戦は4月18日NOAH TV Studioにて無観客で行われた。試合は激しさを極めたものとなったが、最後はバグネルが中嶋にムーンサルトプレスを決めてタッグを勝利に導いている。

 同大会を制したことにより、バグネルとレネにはGHCタッグ王座への挑戦権が与えられ、当時のタッグ王者であった丸藤正道望月成晃組と対戦。Global Tag League 2020を制した勢いのまま、丸藤、望月組を下して同タイトルの新王者となった。

 外国人タッグの王者誕生は、デイビー・ボーイ・スミスジュニアとランス・アーチャーのKiller Elite Squad以来、4年ぶりの快挙であった。

 数日後、日本でコロナウィルス感染者が増加を始め、バグネルはメキシコに帰国。デュプリーは帰国叶わず、7月初旬まで日本に滞在し、再びNOAHのリングで試合するのは当分先になることを明かした。

https://superluchas.com/noah-se-declara-vacante-el-campeonato-de-parejas-ghc/