（写真・記事元：thegladiatores.com Alfonso Lizarraga）
現王者のトキシンが所有するIWRGメキシコ王座タイトルの防衛戦に臨んだ。挑戦者はここ数週間でトキシンの逃げ場を失くしていったプーマ・デ・オロだ。ダイナミックであり、互いに消耗戦となった試合では大技や空中技の他、トキシンのセコンドとして登場したフルゴルⅠは試合に何度も介入しプーマを苦しめた。
しかし、プーマのセコンドとして登場したドラゴンベインが空中技でフルゴルをノックアウトすると、最後はトキシンとプーマの一騎打ちへ。最後はトキシンのバスターワンがプーマにさく裂しスリーカウント。トキシンはタイトルの防衛に成功する。
セミのIWRGタッグ王座タイトル戦への挑戦者を決めるトーナメント戦では、トラウマ兄弟とロス・カポスが激突。トラウマⅡとカポ・デル・ノルテのジャベの応酬で試合は始まるものの、ロス・カポスが悪玉らしさを発揮して試合を優勢に運ぶものの、トラウマが反撃を開始。トラウマ兄弟は悪玉らしさを取り戻しただけでなく、介入しに登場したオマール・レジェスを返り討ちにして、レフェリーを誤爆攻撃させる。試合はトラウマ兄弟の勝利となった。
スペシャルマッチではドラゴンベインとシュン・スカイウォーカーが、ストロングスタイルと空中殺法のコンビネーションで観客を圧倒。激しいシングルマッチでは、みぞおちへの蹴り技、空中技、大技の応酬が繰り広げられた。試合終盤、ドラゴンベインはサソリ固めで試合に勝利した。
第三試合では、IWRGタッグ王座タイトル戦への挑戦者を決定する予選では、パシオンクリスタル、ジェシー・ベントゥラ組が、イホ・デル・エスペクトロ、イホ・デ・カオス組は、カオスがエスペクトロを裏切り、そのチャンスを逃さずパシオンがスリーカウントを奪い試合に勝利。エスペクトロとカオスは試合後、目の前にあるもの全てをなぎ倒しながら退場していった。
第二試合のフルゴルⅠとブラックデンジャーが対戦。ジャベの応酬から始まった試合であったが、ムーンサルトを狙ったデンジャーを事前に回避し、コーナーポストで右足を負傷させる。フルゴルがトペスイシーダを繰り出すと、デンジャーはトップロープからのムーンサルトで反撃。最後はフルゴルが変形バックスタバーでピンフォール勝ちを収めた。
第一試合ではアトミックスターとレジェンダリオが対戦し、スピード感ある試合を展開。試合はアトミックスターがドライバーでレジェンダリオからピンフォール勝ちを奪った。
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