ルチャリブレ馬鹿は今日もプロテインです

ルチャリブレ、プロレスのスペイン語記事を日本語訳して紹介します。

【IWRG】CASTILLO DEL TERROR 2020の犠牲者はカポ・デル・スル

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(写真・記事元:thegladiatores.com Alfonso Lizárraga)

 去る11月1日に日曜日、アレナ・ナウカルパンで最も伝統的なイベントの一つである『CASTILLO DEL TERROR』が開催された。カポ・デル・ノルテ、イホ・デル・アレブリヘ、エンペラドールアステカ、ガレノ、タイガー、イホ・デ・ドクトルバグネルジュニア、カポ・デル・スル、イホ・デル・エスペクトロ、トキシン、エラゴンの総勢10名が己のマスクを賭けて、金網脱出マッチに臨んだ。

 試合開始後、一人また一人と金網をよじ登って脱出する選手達。リング内に残ったアレブリヘ、トキシン、カポ・デル・ノルテ、タイガーが互いに読みあいながら脱出の機会を伺う。次に脱出に成功したのはトキシンとタイガーであり、金網の中にはアレブリヘとノルテが残った。お互い、一歩も譲ることなく一進一退の攻防を続ける中、一旦は脱出に成功したカポ・デル・スルがパートナーを助けるためにリングに舞い戻る。

 スルはアレブリヘの脱出を妨害。ところが、今度は1番最初に脱出に成功したエラゴンがアレブリヘを助けるために登場。その後、エラゴンとノルテが脱出に成功し、最後まで残ったのはアレブリヘとスルの二人となった。スルはアレブリヘからピンフォールを奪おうとするものの、勝利の条件はリングからの脱出であることから全ては無効とされてしまう。

 ここでアレブリヘが反撃を開始する。スルがノルテを助けるために戻ってきた際に持ち込んだイスとテーブルの上に、アレブリヘがスパニッシュフライをスルに決める。これが決定打となり、アレブリヘは金網を登り脱出に成功。試合に敗れたスルはマスクを脱いで本名をホセ・ルイス・エルナンデスエルナンデス、バハカリフォルニア州はティファナ出身のルチャ歴15年であることを明かした。

 セミではドクトルバグネルジュニアとイホ・デ・ドスカラスが、スペルビーストとエル・カポ・マジョールこと元マスカラアニョ2000ジュニアに敗れた。試合終盤、スペルビーストが負傷退場し、カポがドスカラスを退場させると、バグネルとカポが1対1の状況に。カポはバグネルからピンフォールを奪い試合に勝利した。バグネルは試合後、カポとのカベジェラ戦でのリベンジを宣言した。

 3試合目は、イホ・デ・カニスルプス、ドラゴンベイン組と、フレセロジュニア、デモニオインフェルナル組の真の流血試合となった。ゴルペアドーレスとネゴシアンテスは凶器攻撃を含め、互いに死力を尽くして激突し、『CASTILLO DEL TERROR』を観覧に駆け付けたファンたちを期待以上に満足させた。最初にリングから退場したのはドラゴンベイン、次にデモニオが退場すると、カニスはフレセロのトぺを受け切り、コーナーポストからの雪崩式パワーボムで試合に勝利した。

その他の試合結果

パシオンクリスタル、ジェシー・ベントゥラ

(勝)オフィシアル911、オフィシアルAK-47(ローブロー

 

(勝)ディオサ・ケツァル、レディキャット(ダブルニーキック)

ディオサ・アテネア、イハ・デ・ガトゥベラ

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