(画像・記事元:superluchas.com Apolo Valdes)
- メキシコシティとメキシコ州におけるコロナ警戒レベルが最大の『赤信号』に引き上げられ、必要最低限の活動以外は全て停止に。
コロナウィルスのパンデミックはメキシコシティとメキシコ州で猛威を振るっており、メキシコの中心は再び警戒レベル最大の『赤信号』に引き上げられた。
ルチャリブレにも影響が及ぶのは必至だ。多くの団体は定期興業を開催し、いくつかの団体はより厳格に規制を遵守しながら活動を行ってきたが、どの団体も活動の再開に向けて歩んでいた。
しかしながら、警戒レベルが赤信号になったということは、必要最低限以外の活動は12月19日から2021年1月10日まで停止しなくてはならないということだ。
活動が認められるのは以下の業種に限られる。
- 飲食店以外の食品の販売。ただし、家への配達、テイクアウトの場合は認められる。
- エネルギー産業、交通機関、手工業、健康、建設業、通信手段、金融活動。
- 製造業、商業化活動、薬の販売。
- 修理修繕を行う工場、司法、税務局、治安維持局、公共事業、上下水道管理。
観客動員有り無しを問わず、興行の開催にも影響を及ぼしている。今後開催予定であった興行は軒並み中止となっている。
CMLLは、アレナ・メヒコにて無観客で行われる予定であったにも関わらず、クリスマス興行開催の中止を発表した。同興行では2試合のタイトル戦とCopa Jr.杯が行われる予定であった。
アレナ・ネサでは12月20日と1月1日にそれぞれ興行を開催する予定であった。12月20日はドクトルバグネルジュニア、ブルーデーモンジュニア、ピラタモルガン、マキシモ、クエルボ、サングレアステカなどが出場する予定であったが、興行開催の延期が発表されている。
アレナ・ロペス・マテオスでは12月25日に同会場創立53周年記念が開催される予定であり、デーモン、バグネル、ピラタモルガンによる金網コントラマッチの試合が組まれているが、開催中止は差し迫っている状況だ。
LEGENDが同会場で開催予定であった12月19日興行は、既に開催延期が発表されている。
アレナ・コリセオ・デ・コアカルコでは12月20日の興行が中止となった。エル・フスティシエロを讃える特別興行を開催する予定だったが、1月末に開催延期となっている。
アレナ・ナウカルパンでは12月20日にトスカノのデビュー27周年記念興行を開催する予定であったが中止となった。
理論的にはこれら全ての興行は中止となり、少なくとも今週末にかけて開催予定である興行についてはプロモーターらが間もなく判断を下すものと見られる。
メキシコシティに赤信号が点灯
行政はメキシコシティ内の病院の病床使用率が75%を越えたことから赤信号点灯を決定した。さらに、感染者数は増加の一途を辿っている。行政は、世界的感染拡大が始まった当初と同じ感染予防対策を市民に呼び掛けている。
Centro de México en semáforo rojo por COVID-19, se cancelan funciones de lucha | | Superluchas