(写真・記事元:superluchas.com Dark Angelita)
世界最大のプロレス団体WWEはセンダイガールズプロレスリング所属の里村明衣子と、選手兼トレーナーとして契約を結んだことを発表した。
11月からロンドン入りを果たしている里村は、NXT UKでトレーニング中の選手らのトレーナーチームの責任者を務めているという。
ベテラン選手は、具体的な日付は決まっていないが、NXT UKの定期興業で間もなくデビューすると見られる。対戦相手となるのはNXT UK女王のケイ・リー・レイであるという。『世界最高峰』との試合をジョニー・セイントに頼んでいたケイの願いが叶うこととなる。
#NXTUK Women’s Champion @Kay_Lee_Ray said she wanted the best in the world.@satomurameiko is coming to answer the call. pic.twitter.com/XbpxUaATxT
— WWE (@WWE) January 28, 2021
WWEとの歴史的な契約合意
新潟県出身の里村は、センダイガールズプロレスリングの社長兼選手を務め、『女子プロの横綱』というニックネームを与えられている。ストイックに鍛え上げた肉体を有しトップレベルの選手として活躍する里村は40歳を過ぎても素晴らしいコンディションを維持している。WWEにおいて性別を問わず、日本人がトレーナーと選手を兼任するという契約は初めてである。
同選手は海外遠征で素晴らしい功績を残しており、2019年のイギリス遠征ではProgressで高く評価された。現在はWWE UKのトレーニングセンターが位置するロンドンに滞在している。
準決勝まで勝ち残ったメイ・ヤング・クラシックに参加した2018年からWWEとの関係は続いていた。同大会ではキラー・ケリー、メルセデス・マルティネス、レイシー・レインを下したものの、同大会優勝者のトニー・ストームに敗れている。
WWEと契約は結んだものの、里村はセンダイガールズプロレスリングの社長を兼任しつつ、特別大会などにも出場し続けるという。
Meiko Satomura firma con WWE, NXT UK es su destino | Superluchas