(写真・記事元:superluchas.com Apolo Valdés)
- コロナに感染したミスティコが体験と胸中を語った。
2021年1月、ミスティコは自身がコロナウィルスに感染したことを報告した。不幸なことに症状は重く、最悪の事態も考えたという。
ミスティコは自宅療養しなければならなくなり、呼吸困難と肉体的疲労に襲われたという。数日間その症状が軽くならなかったことから自身の死についても考えたという。
「とても酷かったよ。呼吸はできないし、肺をやられたんだ。悪寒があって、治らないって思ったよ。これは真面目なことで、リングを再び見ることはない、家族を見ることも、仕事に戻ることはできない、後遺症が残るのではと思っていた。そして、リングの上に立つことも二度とないのではないかと思ったよ。」
しかし、メキシコでも世界でも多くの死亡者が出る中でミスティコは病を克服し、CMLLの看板選手は再び前進する準備が出来ているという。
「今を、分を、時間を生きるということを覚えたよ。なぜなら、明日も生きているかどうかなんて知らないからね。精神的、肉体的、経済的にも非常に難しい状況だったけど、自制心が俺を前進させてくれたんだ。スポーツというのは我々が悪い習慣に陥らないために精神を開放的にしてくれるものさ。」
ミスティコは自身を振り返ってファンたちに油断せず、健康に気を付け続けることを頼んでいる。
「コロナの後で君が立ち上がるかどうか君次第だ。心に負けちゃいけない、この病気について様々な意見を聞かなくてはならない。中には自分には感染しないと思っている人たちもいるからね。だからこそ君たちに、調べて良い医者のところへ行って欲しい。この病気は存在するんだから。」
Místico pensó que no «la libraba» tras tener COVID-19 | Superluchas