(画像元:WWE.com 記事元:solowrestling.mundodeportivo.com SERGI PERALTA)
- デイブ・メルツァー記者はアンドラーデのWWE退団の条件に、退団後90日間の活動停止期間が含まれていないと報じた。
- そうであるならば、アンドラーデは退団後、すぐに別の団体との契約や個人契約が可能となる。
Fastlane放送後、WWEはアンドラーデの退団を発表した。WWEは公式プレスリリースにて契約の終了と、アンドラーデの将来の成功を願った。今週月曜日、Wrestling Observerのデイブ・メルツァー記者は同選手の退団に、退団後90日間の活動停止期間が条項に含まれていないことを報じた。このことから、同選手は退団直後に他団体との契約や個人契約を結ぶことが可能だ。
Fightfulのシーン・ロス記者はバックステージの人々はWWEが簡単にアンドラーデを手放すとは考えていなかったことから、彼の退団に驚いたと以前に伝えている。また、同選手の退団に伴い90日間の活動停止期間を守らなければならないことから、6月20日が実際の退団となると伝えていたが、デイブ・メルツァー記者はこの情報を無視した。
アンドラーデは同僚にメッセージを送る
アンドラーデは月曜日の午後に、トリプルH、ポール・ヘイマン、ウィリアム・リーガルなど、ここ数年で彼に信頼を置いてくれた人々に感謝し、元同僚やWWE時代を無条件に応援してくれたファンたちに感謝のメッセ―ジをSNSを通じて発信している。
I want to thank @TripleH , @HeymanHustle and @RealKingRegal for all these years and great support that they gave me all these years also to the fans who were always supporting me, a big hug to all the talent and workers who always behaved kindly to me. 👊🏼🙏🏼
— “EL IDOLO” ANDRADE (@AndradeElIdolo) March 22, 2021
「ここ数年間、大きな支援を受けたトリプルH、ポール・ヘイマン、ウィリアム・リーガルに感謝したい。また、いつも私の傍で応援してくれたファンにも。私にいつも優しくしてくれた全ての同僚とスタッフに感謝する。」
また、契約解除を非常に幸せなこととして、良き人生、良き妻というメッセージも伝えている。
3月中旬に契約を解除を要求
ここ数日間、WWEに契約解除を要求したという噂で注目を浴びたアンドラーデだったが、WWEは、恐らくはビンス・マクマホン氏の命令で契約解除を認めなかった。同選手自身はその噂をツイッターの公式アカウントで認めていた。
「噂は本当で、未来のことは知らないけど、自分の夢を実現させたい。たくさんの応援をありがとう。」と元NXT王者は自身のツイッター公式アカウントにて、英語、スペイン語で発進した。
2015年にWWEとのトレーニー契約を結んだアンドラーデは、翌年のNXT:The Endでタイ・デリンジャーとのデビュー戦に勝利した。その後、NXT TakeOver: Brooklyn IIにてボビー・ローデに敗北するまで無敗記録を伸ばした。2017年にはPPV NXT TakeOver: War Gamesにてドリュー・マッキンタイアを下してNXT世界王者タイトルを獲得し、140日間のタイトル保有を記録した。2019年12月にはレイ・ミステリオとのタイトル戦に勝利しアメリカ王座タイトルを獲得すると、翌年5月にアポロ・クルーズに敗北するまでタイトルを保有した。