(画像・記事元:superluchas.com Apolo Valdés)
- エキゾチックスタイルのルチャドール達を代表する選手の一人である、セルヒオ『エル・エルモソ』が54歳で亡くなった。
タンピコ出身のセルヒオ『エル・エルモソ』が、5月14日に54歳で亡くなった。死因については不明だ。
SNSによって、メキシコのエキゾチックルチャリブレの代表者の一人の訃報が伝えられた。同選手は特に70年代に活躍した。
同選手の姪であるカリーナ・サンチェスはFacebookで訃報を伝え、多くのファンとルチャドールの反響を呼んだ。しかしながら、54歳という若さで亡くなったその死因については不明だ。
「今日、私の叔父さんの伝説のルチャドールであるセルヒオ・サラビア『エル・エルモソ』が亡くなりました。私は誇りをもって叔父さんがラウル・ガルシア『エル・ベジョ』とのオラ・リラのタッグを組んでいたルチャドールの一人であったと言えます。彼らはメキシコ、ラテンアメリカ諸国、そして日本で成功を収めました。」
「神が叔父さんを聖なる王国へ向え入れ、永遠の光が輝きますように。」
風変わりなファイティングスタイルの伝説的選手
奇抜なファイティングスタイルのチームの中でも初期に活躍した同選手は、ベジョ・グレコとアドラブレ・ルビとオラ・リラを結成した。そのキャラクターとファイティングスタイルからメキシコ中でその名を轟かせた。
長年、ベジョ・グレコとタッグを組みトレオ・デ・クアトロカミノスで活躍していた。1984年にUWAを退団したが、アドラブレ・ルビがチームに加わり成功を積み重ねていった。
全ての物には終わりがあり、1987年にタッグは解散にベジョ・グレコとのカベジェラマッチに敗北した。オラ・リラは現在のエキゾチックスタイルのルチャドール達の先駆者であり、その初期のコンセプトは現在とは多少異なるものの、そのスタイルの選手たちからは多くの尊敬を集めている。
これまでにマヌエル・ムニス、ベイブ・シャロン、ルディ・レイナ、ベイブ・フェイス、エスコルピオとのカベジェラ戦に勝利している。ほかにもAWWA世界ミドル級タイトルを獲得している他、ベジョ・グレコと共に77年、そして79年にベストタッグとして選出されている。
同選手のご迷惑をお祈り申し上げます。
Falleció Sergio «El Hermoso», leyenda de la lucha exótica | Superluchas