ルチャリブレ馬鹿は今日もプロテインです

ルチャリブレ、プロレスのスペイン語記事を日本語訳して紹介します。

【INDIES】ドクトルバグネルJr.が再びマスクマンに

(写真元:AAA 記事元:superluchas.com Apolo Valdés)

 ドクトルバグネルJr.の周囲でまたもや議論が巻き起こっている。というのも、ガレノ・デル・マルは2017年のトリプレマニアXXV大会で失ったマスクを再び使用することを発表したからだ。

 ドクトルバグネルJr.はMilenio紙にコラムを掲載しており、最新号のコラムにてサイコクラウンに敗れて失ったマスクを、メキシコシティボクシング・ルチャリブレ協会規定の一つの解釈を元に、再び使用することについて言及した。

 「私はマスクの使用を再開することを皆様にお伝えしたい。というのも、ボクシング・ルチャリブレ協会の規定では、マスクを失ってから5年が経てば、マスクを再び使用しても良いと規定されているからです。ついては、近々、皆様は再び私が、私に非常に多くの喜びを与えてくれたトリコロールのマスクを被ってリングに上る姿を見ることになるでしょう。」と綴っている。

 同氏は今でも入場時にマスクを被って登場し、試合になるとマスクを外しているが、前述の通りであるのならば、まるで過去のマスカラ戦で敗れたことはなかったかのように、今後はマスクを被って再び試合をできるかもしれないということだ。

マスクの使用に関する議論

 この規定というのは都市伝説の一つのようなものだ。というのも、協会規定は見ることができないからだ。しかしながら、規定が言及しているのは、別のキャラクターとして再びマスクを被ることができるということだ。

 ドクトルバグネルJr.はまさにこのテーマについて知っている。彼の弟の故シルバーキンは、マスクを失った後に再び使用したことで、ファンだけではなく協会からも批判を受けた。

 そのことから、同選手はメキシコシティで試合を行うときはシルバーカインとリングネームを変更し、顔面をマスクに似た色で塗って登場した。協会は常に彼に対してマスクを脱ぐことを要請していたのは確かだ。

 数年前、我々の同僚であるカルロス・アコスタ氏が協会の会長にインタビューを行った中で、トリプレマニアXXIVでミル・ムエルテスマスクを再び使用することを許可され、シルバーキングには許可されなかったことについて質問をしたことがあった。

 「トリプレマニアでのマスクの再使用の件についてですが、ファンタスマはミル・ムエルテス(メシアス、ムエルテシベルネティカ)がキャラクターを完全に変えたから、と言及しており、逆にシルバーカイン、シルバーキングはそうではなく、ファンタスマには、既に失った匿名性を弄ぼうとする、観衆へのからかいのように見えたのです。マスクの恩恵を受け続けようとしたココロホの一件と同じだと判断したのです。」と記事で綴っている。

 似ている規定が複数あるが、各協会はそれぞれの規定を定めている。ティファナ市の協会の場合、規定は簡単に見ることができる。

 最も可能性がたかいのは、メキシコ国内の複数の州で、ドクトルバグネルJr.は問題なくマスクを被って試合を行うことができるが、メキシコシティにおいては問題になるであろうということだ。

Dr. Wagner Jr. volverá a utilizar su máscara | Superluchas