ルチャリブレ馬鹿は今日もプロテインです

ルチャリブレ、プロレスのスペイン語記事を日本語訳して紹介します。

【INDIES】マキシモが2023年での現役引退を発表

(画像・記事元:superluchas.com Apolo Valdés)

 ここ数年で最も有名な風変わりなルチャドールの一人であるマキシモ今年2023年の契約が満期を迎えた時点で現役を引退することを公に発表した。

 SNS上にアップロードした動画を通じて『野イチゴ*1』は23年というプロルチャドールとしてのキャリアに別れを告げることを発表した。

引退の理由について

 健康上の理由によるのではないかという噂に対して、2020年に入院したにも関わらず、マキシモはそれは引退の決断とは何の関係もないと伝えた。

 マキシモの目標はブーガンビリアと設立したプロモーター『ニュー・エキゾチック』の経営者としての新たなステージに専念することであり、新たな才能、特に風変わりなルチャドールの発掘を行うのだという。

 「ルチャリブレに感謝し、別れを告げる決断に至りました。私には新たなプロジェクトを立ち上げるチャンスがあり、健康上の理由で引退するわけではないことを明らかにしておきます。現在でも95%のコンディションにありますよ…。しかし、プロのルチャドールとしてのキャリアを終えるという決断に至ったのです。」

引退時期について

 Facebookにアップロードされたビデオの中で、引退の日程については既に契約を結んでいる団体との合意には至っており、少なくとも3月には契約が満期を迎え、その後に引退することになるという。

マキシモの経歴

 ホセ・アルバラド・ルイスは2001年にコラソン・デ・ドラゴンのリングネームでデビューを果たし、他にもペペ・ロウス、ブラソJr.、ブラソ・デ・プラティーノJr.というリングネームを経て、最終的にマキシモの名前で人気を博した。

 長年に渡りCMLLで活躍を続けていたが、2009年ウルティモ・ドラゴンの私用車を家族ぐるみで破壊した後、同団体を解雇された。

 以降、インディー選手としてThe Crashロブレス・プロモーションズなどの大会に出場したほか、一時期はAAAにも所属していた。

 これまでに複数のタイトルを獲得しており、ナショナルトリオ王座、CMLL世界トリオ王座、そして最大のタイトルであるCMLL世界ヘビー級タイトルを獲得している。

 その他にも20試合のコントラマッチで、15勝5敗という成績を残している。

Máximo confirma que se retirará este 2023 | Superluchas

*1:メキシコにおいてイチゴというのは単なる果物という意味もあるが、その他にも保守的な人間、マイノリティを指す意味もある。