(写真元:CMLL 記事元:superluchas.com Apolo Valdés)
金曜日のアレナ・メヒコでボラドールJr.とロッキー・ロメロのライバル関係が重要な場面を迎えた。ボラドールJr.がNWA世界ウェルター級王座のベルトを賭けて防衛戦に臨んだ。
2022年から両選手の小競り合いが始まっていた。ボラドールJr.はメキシコ国外では知られていない選手であると発言し、キューバ人選手はメキシコ人選手を軽視しつつ、自身はこれまでに世界中の複数の団体で活動を行ってきており、自身のキャリアの第一歩として20年前にCMLLに登場してから、世界中で知られる選手になったと発言した。
タイトル戦の模様
ということで、両選手はシングルマッチで対峙した。序盤、オラクロをセコンドに従えたロメロは、マグヌスを従えたボラドールをおちょくり、馬鹿にしながらボラドールJr.を精神的に攻撃し、実際に捕食者を苛立たせたのであった。
隙あらば馬鹿にし、しばらくは支配をコントロールし、隙あらばボラドールJr.を馬鹿にしていたロメロに十分なチャンスがあるようであった。
しかし、ボラドールJr.も簡単にベルトを手放すようなことはなく、試合の流れに逆らい始め、ロメロの優れた戦略にも関わらず、複数の場面で反撃に成功した。
捕食者は相手のミスを見逃さずに、試合に勝利するために反撃に成功する。しかし、挑戦者は大技に耐え、一進一退の攻防となり、両選手が大技合戦を繰り広げたが、試合が決することはなかった。
驚くべき方法で、ロメロはボラドールの片腕をコーナーで絡めとると、リング中央に振ると強力なアームバーで王者からギブアップを奪い、ベルトを手にした。
ロッキー・ロメロは20年前のように再びNWA世界ウェルター級王座を獲得した。ロメロは20年前にアスカルとの試合に敗れ、CMLL世界ライト級タイトルを失っている。
最後に、ボラドールJr.はカベジェラ戦での決着をロメロに要求したが、ロメロは再びボラドールJr.を馬鹿にし試合を拒否した。
CMLL: Rocky Romero, nuevo Campeón Histórico Peso Welter | Superluchas