ルチャリブレ馬鹿は今日もプロテインです

ルチャリブレ、プロレスのスペイン語記事を日本語訳して紹介します。

【訃報】ティグレサ・デル・ノルテが逝去

(写真・記事元:superluchas.com Apolo Valdés)

 ヌエボ・レオン出身のベテランルチャドーラであり、Lucha Libre Femenil(LLF)で活躍したティグレサ・デル・ノルテが3月29日に逝去した。

 SNS上の情報によると、サラペラとして知られるルチャドーラが伝えたところによると、ティグレサ・デル・ノルテはがんを患い、かつてから闘病生活を送っていたという。

 対戦相手やパートナーから非常に尊敬されていた同選手は、多くの選手らにとって偉大な試練として立ち塞がった。

ティグレサ・デル・ノルテとは何者なのか?

 ヌエボ・レオン出身の同s年種は90年代から2000年代を中心に有名となった選手であった。

 92年5月8日アレナ・コリセオにてマルタ・ビジャロボス、ディアボリカとタッグを組み、シンティア・モレノ、レディ・アパッチェ、ソチトゥル・ハマダと対戦したが試合には敗れている。当時、EMLLには女子部が存在していなかったため、メキシコシティで女性選手による試合が行われるのは散発的であった。

 95年、カルロス・マイネスのプロモーションの下で開催されたアレナ・ネサでの興行に出場した。同大会はLucha Libre Internacionalの活動末期に開催された大会の一つであった。

 その後、モンテレイに戻ったティグレサ・デル・ノルテはプロモーターのリラ・カバソスと共にモンテレイコリセオ・レヒアを中心に活動した。21世紀初頭はAAA所属選手との交流試合が行われていたアレナ・ソリダリダの大会でも試合を行った。

 その後、LLFと最初に契約を結んだ選手としてチャカラ、マルタ・ラ・サラパラスと同団体の重要なルーダとして活躍した上、海外からのダーク・エンジェル、クリスティー・リッチー、ニッキー・ロックスといったテクニカの選手らと試合を繰り広げ、対戦相手でありつつ、そういった若手選手に技術を叩き込んだマスターでもあった。