(写真元:AEW 記事元:solowrestling.mundodeportivo.com 記者:Sebastián Martínez)
- 団体は契約更新に向けて動いているとのこと。
2024年は著名選手の契約で記憶に残る1年となりそうだ。今回の話題となるのはレイ・フェニックスだ。Fightfulのシーン・ロス・サップ記者によると、同選手の契約は今年いっぱいで終了するという。
「今年頭にペンタの契約が今年で終了すること、WWEが獲得に興味を示していることを伝えましたが、彼だけではなく、ルチャブロスのパートナーであるレイ・フェニックスも今年で契約が終了します。具体的にいつ終了するのかはわかっていません。」とサップ氏はFightful Selectに書いている。
「我々の取材では、AEWはフェニックスとペンタとの契約更新を望んでおり、より好条件を提示し交渉中であるとのことです。交渉がどのように進んでいるのかはわかりません。両選手についてはWWEも獲得に興味を示していると期待されています。彼らは2019年からAEWとの契約下にあります。」
レイ・フェニックスはAEW創立後最初の大会である2019年5月25日に開催された『Double or Nothing』でデビューを果たしている。兄であるペンタ・エル・セロ・ミエドとルチャ・ブラザーズを結成し、活動開始直後からAEWで最も強力で人気のチームの一つとなっている。これまでに、ヤングバックス兄弟を含む複数の選手とライバル関係にあり、数々の名勝負を生み出している。
AEWで最も記憶に残るのは2021年のAll Out大会にて、ペンタと共にヤングバックス兄弟との金網マッチを制してタッグ王座を獲得した瞬間だ。この試合はその激しさと盛り上がりで、AEW史上最高のタッグマッチとの呼び声が高い。
フェニックスは、メキシカンルチャリブレに由来する危険性の高いアクロバティックな技で試合を組み立てる選手として知られており、フェニックスドライバーやトペ・コン・イロといった正確さと器用さを必要とする複雑な技を使用する。その機敏さと能力で試合を革新する人気選手の一人となった。
試合でのその否定しようがない才能とカリスマ性から、レイ・フェニックスの人気は着実に高まっている。素晴らしい試合で観客を魅了する才能は、AEWにおいてメインロスターとしての地位を不動のものとしている。