(写真元:AEW 記事元:solowrestling.mundodeportivo.com 記者:Zully Angeles)
- メキシコ人レスラーは試合で代わりに使用可能なリングネームの商標登録を行った。
- ルチャ・ブラザーズとAEWの契約は間もなく終了するが更新されていないことから、今後の動向に注目が集まっている。
プロレス業界で傑出した選手として活躍するペンタ・エル・セロ・ミエドと弟のレイ・フェニックスは、業界で自身のアイデンティティを守るための手段を講じた。ここ数年で世界でも屈指のタッグとして認知され、AEWや世界中の団体で数々の功績を積み上げている。
ここ数日で、ペンタとフェニックスは『Zero Miedo』『Cero Miedo』『AN1MO』『Rey Fuego』『King Fuego』『Fuego』を含む複数の商標を米国特許商標庁に登録している。これらの商標はスポーツエンターテイメント、プロレス、エキシビションやレスラーのライブ活動に使用されることになるという。
こうした商標登録はプロレスラーの間ではより一般的なことになっており、商標登録によって、選手たちは自身のリングネームやセリフを使用する権利を保証され、同時に現在所属している団体から離れたとしても使用し続けることが可能となることを保証する。この背景には両選手とAEWの契約が間もなく満期を迎えることがある。複数のメディアがWWEが契約に興味を示していることから、両選手の移籍の可能性があると報じており、彼らのプロレスラーとしてのキャリアに重要な起点となり得るかもしれない。
これらの商標登録にはプロレス業界での地位を頑丈なものとして、所属する団体の影響を受けずにアイデンティティと商標を選手自身で管理することができるようになる。こうした行動からは両選手の自身の功績を保護し、AEWを含む他団体においてもプロレス業界で今後も活躍し続けていこうという意思が見て取れる。