(写真元:CMLL 記事元:superluchas.com 記者:Apolo Valdés)
今週火曜日にアレナ・コリセオ・デ・グアダラハラで開催された大会にて、グラン・ゲレロは辻陽太の挑戦を受けCMLL世界ヘビー級タイトルの防衛戦に臨んだ。新日本プロレスリング所属の辻陽太は先週開催されたGrand Prixに参加するために来墨した選手の一人である。
インゴベルナブレス・デ・ハポンのメンバーである辻陽太は手ぶらで帰国するわけには行かないと、『生意気な弟』からCMLLのベルトの一つを奪おうとタイトルに挑戦した。
試合は期待通り、両選手が体格を活かした強力な打撃技の応酬を繰り広げ、非常に激しく迫力のある試合となった。しかし、冷静さを欠いた辻陽太がレフェリーの隙をついてゲレロにローブローを決めようとしたが、レフェリーに目撃されて反則負けとなった。
こうして挑戦者の辻陽太はベルトを日本に持ち帰るチャンスを失ってしまったわけだが、Grand Prixに参加するためのメキシコツアーを終えて、結果としてはCMLLの観客に後味の良い思いをさせたのであった。